東芝、メガネ型ウェアラブル端末「Wearvue TG-1」の販売を中止…事業ポートフォリオと体制の見直しの一環で

東芝<6502>は、2月22日、メガネ型ウェアラブル端末「Wearvue<ウェアビュー> TG-1」の開発と発売を中止すると発表した。1月に開催された「ウェアラブルEXPO」に出展されており、2月29日より出荷が予定されていた。

「Wearvue<ウェアビュー> TG-1」は、インフラの保守管理、工場や倉庫内での作業などにおいて作業手順やチェックリストをレンズ越しに表示させることでハンズフリーでの作業を可能にするメガネ型ウェアラブル端末。製品出荷に向けてアプリ開発に必要なSDK(ソフトウェア開発キット)の配布なども行われていた。

なお、東芝では、今回の開発・販売の中止の理由について、「『新生東芝アクションプラン』における経営施策である『事業ポートフォリオ及び事業運営体制の見直し』の一環として、決定したものです。」と説明している。