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【発表会】App Annie、2015年度のアプリ収益トップ52社を発表 初開催の「Top Publisher Awards」で日本からランクインした16企業を表彰

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App Annieは、2016年2月29日、2015年通年でのアプリ収益額におけるトップ52社にランクインした日本のパブリッシャーに向けた表彰式「Top Publisher Awards」を開催した。
 
なお、TOP52の詳細は下記のサイトから確認可能。


【App Annie、2015年のトップ52アプリパブリッシャーを発表】
jp.blog.appannie.com/app-annie-52-top-app-publishers-2015/


また、本ランキングは、年間を通じて「App Annie Intelligence」で提供されているアプリストアでの収益推計値に基づいて作成されている。プラットフォームはiOSとGoogle Playで、サードパーティのストアや、広告収益、外部決済は計算に入っていないとのこと。ランクインしたパブリッシャーのロゴ及び順位は、毎年App Annieの「インデックスカード(トランプ)」に掲載される。
 
本稿では、当イベントに先駆けて行われたプレス向け発表会から、「Top Publisher Awards」で行われた各社代表の受賞スピーチの模様まで、イベントの様子をお届けしていく。
 
 
■52社中、半数以上が東アジアからランクイン 非ゲーム系企業の躍進も目立つ結果に
 
プレス向け発表会では、App Annie CEOのバートランド・シュミット氏が、ランクインしたトップ52社について発表、解説を行った。
 

▲シュミット氏は、数あるカテゴリの中でもゲームの収益が伸びていることに関して、世界の主流が、今までのダウンロード時に課金をするモデルから、フリーで遊んだ後に好きな機能やアイテムをバーチャル通貨に変換して消費していくスタイルに変化したことが大きな要因であると語った。
 

▲本ランキングは、52枚あるトランプの1枚1枚を企業に見立ててグローバルで成功しているところを表彰していることなどが説明された。
 
今回で4回目となるトップ52の発表では、日本から合計16社のパブリッシャーがランクイン。そのうち、ミクシィ<2121>(3位)、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(4位)、LINE(5位)の3社はトップ10入りを果たした。
 

▲トップ52の上位10社。

そのほか、中国からはTencent(6位)、NetEase(9位)、韓国からはNetmarble(8位)がランクインするなど、東アジアのパブリッシャーの活躍。音楽ストリーミングやマッチングなど、非ゲーム系アプリを提供するパブリッシャーの台頭と、今後のアプリ市場に大きく影響を与えるトレンドが浮かび上がった。
 

▲ランクインしたパブリッシャーを地域別に見たグラフ。52社中、28社がアジア太平洋地域と半数以上を占めている。
 

▲日本のLINEをはじめ、スウェーデンのSpotify(28位)や米国のInterActiveCorp(38位)など、非ゲーム系アプリを提供する企業がランクインしているのが最近の特徴だという。
 
 
■「Top Publisher Awards」日本から受賞した12社を表彰
 



さて、ここからはいよいよ「Top Publisher Awards」が開催。当日は、バンダイナムコエンターテインメント、コロプラ<3668>、サイバーエージェント<4751>、ディー・エヌ・エー<2432>、グリー<3632>、gumi<3903>、KLab<3656>、LINE、マーベラス<7844>、ネクソン、セガサミーホールディングス<6460>、スクウェア・エニックス(※アルファベット順)の12社が参加。会場にて、シュミット氏よりトロフィーが手渡され、各社代表が受賞スピーチを行った。以下はその様子とコメント。
 
【バンダイナムコエンターテインメント】



▲バンダイナムコエンターテインメント NE事業部 プロダクションディビジョン ディビジョンマネージャーの内山大輔氏。
 
内山大輔氏:App Annieに関しては、ネットワークエンターテインメント事業部の中では、今のビジネスから将来予測、海外戦略にまで、幅広くシミュレーションをするための貴重なデータベースとして活用すべく、マーケティングからプロデューサーまで、全員が毎日、じっくりと拝見させていただいております。そのApp Annieから導き出された戦略を、これからの我々がお届けするアニメやマンガ、ゲームから登場してきたキャラクターや世界観をアプリに詰め込んで、世界中のファンの皆様に届けていこうと思っております。
 
【コロプラ】


▲コロプラ 執行役員 Kuma the Bear 開発本部 Cスタジオ部長 白猫プロジェクトプロデューサーの浅井大樹氏(写真右)。
 
浅井大樹氏:昨年は、これまでの運営スタイルを少し変えて、オンライン上だけではなくリアルにお客様を感じて「ユーザーファーストって何?」ということをテーマに運用してまいりました。リアルイベントやTwitterを中心に、リアルなユーザーを開発自身が感じるということが刺激になり、今回の結果に結びついたのではないかと感じております。
 
また、VRにも力を入れており、今後スマートフォンとの融合もあるのではないかと思っております。そのほか、海外向けにもアプリを展開しており、昨年は『白猫プロジェクト』のアメリカ版『Colopl Rune Story』をカルチャライズ込みで実証しております。これからも、国内・海外、問わず皆様に愛していただける素敵なエンターテインメントを作っていきたいと思っております。
 
【サイバーエージェント】



▲サイバーエージェント 常務取締役の小池政秀氏。
 
小池政秀氏:今回、受賞いただけたのは、グループ会社であるCygamesやサムザップなどのサービスが主になっているかと思います。また、今年は非ゲームの部分にもかなり力を入れておりますので、来年はゲームを含めて、非ゲームの部分でもご評価をいただくべく、しっかり成長していきたいと思っておりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。
 
【ディー・エヌ・エー】



▲ディー・エヌ・エー Japanリージョンゲーム事業本部企画部 部長の佐々木悠氏。
 
佐々木悠氏:他社様と共同で事業をやらせていただいて、様々なゲームを世に送り出し、多くの方に遊んでいただけた結果が今回の受賞に繋がっていると思います。改めて今、ゲームを遊んでくださっているユーザー様にお礼を申し上げたいと思っております。2016年も、ゲーム、非ゲームに関わらず、様々なものを世に出していきたいと思います。
 
【グリー】



▲グリー 執行役員の澤智明氏(写真右)。
 
澤智明氏:創業以来約10年、様々なサービスを提供してまいりました。今回、このような賞をいただけたのは、その10年の集大成だと思っております。グリーは元々PCのSNSから始まり、フィーチャーフォン向けに軸を移し、2007年に『釣りスタ』というゲームを提供してまいりました。その『釣りスタ』が今もアプリとして多くのお客様にご支持いただいていて、非常に嬉しく思います。
 
その後も北米を中心に海外に拠点を立ち上げて様々なゲームを運営したり、最近では「本当に面白いゲームを作ろう」をテーマにWright Flyer Studiosというブランドを立ち上げ、『消滅都市』を始めとしたゲームを運営させていただいております。この10年、決して順風満帆とは言えないときもありましたが、皆様のご指導やお客様のご支援のおかげで今までやってこれたと思っております。今後もチャレンジャーのつもりで、App Annieのデータを活かしながら、日々お客様に楽しんでいただけるサービスを提供してまいります。
 
【gumi】



▲gumi エグゼクティブ・プロデューサーの今泉潤氏。
 
今泉潤氏:今回の賞は、エイリム様を含めていただけた賞だと思っております。昨年は、弊社としても厳しい戦いが続いておりましたが、数々のゲームを配信できたのではないかと思っております。
 
App Annieを使わせていただく以上、海外で勝てなければ意味がないと思っておりますので、今年は海外展開を含めて頑張っていきたいと思っております。モバイルゲームが、マンガやアニメのように日本を代表するカルチャーになれるようなゲームを作れるよう努力していきたいと思います。
 
【KLab】



▲KLab 専務取締役 CGOの森田英克氏。
 
森田英克氏:我々がトップ52に入れたことに関しましては、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』や『BLEACH Brave Souls(ブレソル)』のお客様のご支持で受賞いただけたのではないかと思っております。両タイトル共に、日本だけではなくグローバル配信を始めておりまして、まさにApp Annieのデータを逐一見ながら、一緒に世界に進出していると言っても過言ではないかと思います。今年は、この2タイトルで、日本のアニメやゲームを世界に広げていく先鋒となっていけたらと思っております。
 
【LINE】



▲LINE 取締役 CSMOの舛田淳氏(写真右)。
 
舛田淳氏:こういった形で質の良いパブリッシャーがこのような賞を受けていくことによって、さらにアプリエコノミーが良い形で成長していくと思います。第2回目、第3回目が開かれること、私共も毎年、呼んでいただけることを願っております。
 
今年、LINEは5周年を迎えます。2011年にLINEというアプリでメッセンジャーからスタートし、ゲーム、マンガ、音楽、eコマースなど、様々な形でネイティブアプリとしてサービスを提供させていただいております。非ゲームの領域においては、世界でもリードする立場だと自負しております。ゲームと非ゲームの両方がないと、スマートフォンのアプリとして面白くないものになってしまいますので、私共が非ゲームの分野をリードすることによって、様々なパブリッシャーやデベロッパーに夢を持っていただけるよう、引き続き頑張っていきますので、ご指導いただければと思います。
 
【マーベラス】



▲マーベラス 代表取締役会長 兼 社長 CEOの中山晴喜氏。
 
中山晴喜氏:まずはユーザー様、関係各位、特に、今年この賞をいただくにあたって1番牽引したであろう『剣と魔法のログレス いにしえの女神』の共同パートナーであるAiming様に深く感謝を申し上げたいと思います。今年は、この賞をいただけたことを励みに、国内の既存タイトルはもとより、新作タイトルや海外展開に力を入れていきたいと思います。
 
【ネクソン】



▲ネクソン モバイル事業本部 本部長の金起漢氏。
 
金起漢氏:弊社は元々PCオンラインゲームを中心に展開しておりましたが、数年前よりグループ会社としてモバイル事業を拡大してきました。日本市場においては、昨年より『ドミネーションズ』や『マビノギデュエル』というタイトルで市場参入し、まだまだ未熟なところも多い中でこういった賞をいただけたことを大変光栄に思っております。
 
その中で、弊社としてはグローバル事業に強みを持っておりますので、App Annieのデータを活用させていただきながら、日本のゲームとは違う特徴を持った海外のゲームを日本のユーザー様にも楽しんでいただけると嬉しく思います。また、日本の開発会社様と協力してグローバルな展開をしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 
【セガサミーホールディングス】



▲セガゲームス セガネットワークス カンパニー カンパニーCOOの岩城農氏(写真右)。
 
岩城農氏:日夜、一所懸命にゲームを作っている開発者は、どんな方に楽しんでいただくのかを集中して考えております。60年近く会社を続けてきてこういった賞をいただけ、改めて会社が順応できていることを本当に嬉しく思っております。
 
我々としては、モニターがあるところには、すべてエンターテインメントを提供していきたいという想いでやっております。海外というところではまだまだ足りない部分もございますので、App Annieを活用させていただきながら、愚直に進めてまいりたいと思います。
 
最後に、ゲームはお客様が毎日、何かしらの感情の動きを体験するものであります。アプリケーションの中だけで目的が完結し、モチベーションを持って遊んでいただけるものだと思っておりますので、人間らしさを追求していけるエンターテインメントのひとつにしていければと思っております。そこから、ゲーム業界全体を一緒に盛り上げていきたいと思います。
 
【スクウェア・エニックス】



▲スクウェア・エニックス 執行役員 西角浩一氏。
 
西角浩一氏:昨年はいくつもヒット作を出すことができ、このような賞をいただけたのかなと思っております。とはいえ、ヒット作を出すことが大事なのではなく、お客様をどれだけ大切にできるかが重要だと思っております。
 
『拡散性ミリオンアーサー』が最初にヒットし、その後を『スクールガールストライカーズ』が追いかけ、最近ではノンIPの『グリムノーツ』が好調です。振り返ると、ゲームにパッションを持った部下たちによって支えられてきた部署であり、お客様を大切にして運営するようにという形で続けてきました。ただ、ひとつ言いたいのは、ゲームにパッションを持った人というのは数字を見ない傾向がありまして。その辺りで、App Annieの数字は、客観性を持って市場を眺められるというところが非常に重要かと思います。
 
また、弊社は非常に多くの会社と協業させていただいております。普通の業界だと、1社がシェアを伸ばすと他が落ちてしまうのですが、互いに良いものを提案すると市場が増えていくというのは、この業界の素晴らしいところだと思っておりますので、これからも切磋琢磨して互いに頑張っていきたいと思います。
 

 
また、残念ながら当日、受賞の場には来られなかったが、この他に、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、コナミホールディングス<9766>、ミクシィ、ソニーの4社も日本のパブリッシャーとしてトップ52の中にランクインした。
 





▲App Annieから各パブリッシャーに送られた記念品。トランプには、各企業のロゴが印刷されている。
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