ノベじゃむ製作委員会、高校生によるフルボイスノベルゲーム制作イベント“ノベじゃむ 甲子園2016春”の詳細を発表

ノベじゃむ製作委員会は、2016年3月26日(土)~同27日(日)の2日間に開催する、高校生によるフルボイスノベルゲーム制作イベント“ノベじゃむ 甲子園 2016 春”の詳細およびレギュレーションを発表した。

“ノベじゃむ”は、“ノベルゲーム制作を団体競技として楽しむ”をコンセプトに、各企業、法人の支援を受けて、2015年より活動を開始したイベントだが、今回開催される“ノベじゃむ 甲子園 2016 春”は、参加チームのメンバーを高校生に絞った、フルボイスノベルゲーム制作イベントとなる。

2日間のイベント期間内に制作されたノベルゲームは、各項目ごとに評価・審査される。ゲーム制作に興味がある高校生は、メンバーを募って参加してほしいとのこと。イベントの概要およびルール、レギュレーションは以下のとおり。

 
【イベント概要】

開催日時:2016年3月26日(土)、同27日(日) ※会場での宿泊は不可
会場:クラーク記念国際高等学校 秋葉原クラークスタジオ
ゲスト:西川さき(声優/司会・MC)、稲村徹(声優/審査員)、時村良平(ゲームプログラマー/審査員)、天雲玄樹(ビジュアルアーツ開発部ディレクター/審査員)
参加資格:高校生、もしくは平成28年度の高校入学資格を持つ中学生で構成された、2~6人のチームであること
※メンバーの学年、在籍校の違いは不問
募集チーム数:10チーム程度
参加費:無料 ※交通費、宿泊費、期間中の食事代などは自己負担
参加応募方法:公式サイト記載の応募要項に必要事項を入力して、所定のアドレスにメール送信
参加応募締切:2016年3月13日(日)
※定員に達し次第終了
備考:ゲームおよびグラフィック素材作成時に使用する道具(ノートPC、ペンタブレット、筆記用具など)は、原則として、各チームが個別で用意・持参すること。一部PC系機材に関しては、運営側での貸与も可能。ボイス収録は、会場備えつけの機材のみ使用可


 
【制作するノベルゲームのレギュレーション】

制作するもの:Windows OSまたはMac OS上でプレイ可能な、キャラクターボイスつきの短編ノベルゲーム使用
開発環境:上記の条件を満たすアプリケーションファイルを作成できるものであれば、自由。
ゲーム制作初心者・未経験者向けの推奨ツールとして、Unity用ビジュアルノベル作成ツール“宴”、“ティラノビルダー”などがある
シナリオ:“卒業”、“入学”、“宝物”のいずれかひとつをテーマにした、オリジナル作品。テキストは2500字以内で、事前作成可
グラフィック:キャラクター、背景CGはイベント期間内で作成。チーム編成によっては、フリー素材も使用可
キャラクターボイス:イベント期間内に、会場内の録音スタジオで収録したものを
使用BGM:事前に作成したオリジナルBGM、またはフリー素材を使用
その他:イベント期間内に3回のプレゼンテーションあり



▼“ノベじゃむ”とは?
ノベじゃむ製作委員会(代表:岡田佳祐、行方洸二)によって2015年から開催されている、ノベルゲーム制作専門のゲームジャム。事前、または期間中に用意したシナリオをもとに、グラフィックやキャラクターボイスなどの素材を作成して、短編のボイス付きノベルゲームを制作することを目的とする。高度なプログラミング技術を必要としないゲーム開発環境を用いるため、ゲーム開発未経験者も気軽に参加できるのが特徴。高校生を対象とした“ノベじゃむ甲子園”のほか、大学・専門学校生を対象とした“ノベじゃむキャンパス”も、近日開催予定。協賛企業・団体にビジュアルアーツ、クラーク記念国際高等学校、Unityなど。