【速報】エイチーム、2Qのエンターテインメント事業の売上高は過去最高を更新 『三国大戦スマッシュ!』はCM効果もあって足元でDAUが2倍に

エイチーム<3662>は、3月11日、東京都内で2016年7月期の第2四半期(8~1月)の決算説明会を開催した。説明会では、同社の林高生社長が第2四半期の業績概要や、第3四半期の展望などの説明を行った。今回はその説明会で発表されたエンターテインメント事業のトピックスについて取り上げたい。

第2四半期期間(11~1月)のエンターテインメント事業は、前四半期比(QonQ)でも前年同期比(YonY)でも増収減益での着地となった。売上高をけん引したのは、これまでと同じく『ユニゾンリーグ』と『ダービーインパクト』の2タイトルと、第1四半期決算発表時に注力するとしていた『三国大戦スマッシュ!』だ。『三国大戦スマッシュ!』は、8ヵ月に渡る大改修を経て、11月からプロモーション活動を再開し、成長軌道に乗ってきた。なお、第2四半期期間のエンターテインメント事業の売上高は過去最高を更新している。
 

ただ、このプロモーション活動の成果が本格的に寄与してくるのは、まだこれからが本番だ。先日、俳優の要潤さん起用した初のTVCMを放映開始したが、その効果もあって、足元は『三国大戦スマッシュ!』のDAU(日次アクティブユーザー数)が倍増しているという。

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ちなみに第2四半期のエンターテインメント事業の減益の要因は、広告宣伝費を第1四半期対比で5億円(うち3億円が『三国大戦スマッシュ!』)を積み増したことによるもの。その先行投資の成果は第3四半期から大きく実ることになりそうだ。

なお、決算説明会の詳細については、あらためて紹介する。

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株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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