CyberZ、e-Sports大会「RAGE」に『ストリートファイターV』を採用 次世代プレイヤーの発掘・育成を目的としたリーグも開催


サイバーエージェント<4751>の連結子会社CyberZは、4月19日、e-Sports大会「RAGE」(レイジ)に、カプコン<9697>の『ストリートファイターV』の採用が決定したことを発表した。また、格闘ゲームにおける次世代プレイヤーの発掘・育成を目的とした「RAGEリーグ for ストリートファイターV」を開催する。

「RAGE」は、CyberZが運営するe-Sports大会で、複数のゲームタイトルを採用し年間を通した大会の運営を行っており、その第2弾は2016年7月30日、31日の2日間を通して開催される。また、格闘ゲームにおける次世代プレイヤーの発掘・育成を目的とした「RAGEリーグ for ストリートファイターV」を開催する。本リーグはシーズン制を採用しており、各シーズンにおいて毎週開催される。各プレイヤーはポイント制でランキングされ、シーズン上位者にはゲーマー活動のサポートを行う。

この日開催された発表会に登壇したカプコンの杉山晃一プロデューサーは、『ストリートファイターV』の大会について、「(CyberZの大友 真吾氏と)K-1リーグのような格闘興業的なe-Sports大会を開催したい」ということで意気投合したという。またOPENRECという無料で利用できるメディアを持っていることや、e-Sportsをゲームとしてでなく競技としてとらえている点も決め手になったと明かした。
 

CyberZでは、こうした取り組みを通して、日本におけるe-Sportsの認知拡大を図り、市場発展に向けたe-sportsコミュニティの活性化を目指していく方針。CyberZ取締役の大友真吾氏は、今後のRAGEについて、「e-Sportsシーンを引っ張っていく存在を目指していく。コアな人だけが楽しむものではなく、エンターテインメントとして気軽に見に行ったり、参加したりするような大会にしたい」と意気込みを示した。
 

※e-Sportsとは「エレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)」の略をさし、ゲームを競技として捉え従来のスポーツのようにプレイおよび観戦をする際の名称。
 
▲ゲストとして登場したオオヌキ氏とかずのこ氏による『ストリートファイターV』エキシビジョンマッチも行われた。対戦結果は、オオヌキ氏の勝利となった。
 
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
企業データを見る
株式会社CyberZ
https://cyber-z.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CyberZ
設立
2009年4月
代表者
代表取締役社長CEO 山内 隆裕
決算期
9月
企業データを見る