サガン鳥栖が3期ぶりに黒字転換 広告収入とイベント関連の収入が伸びる Cygamesのスポンサー就任で話題に

サッカーJリーグのサガン鳥栖を運営するサガン・ドリームスは、4月24日、第12期(2016年1月期)の決算を公開し、営業損益が5700万円となり、前の期の3億8100万円の赤字から3期ぶりに黒字に転換したことを明らかにした。経常利益も400万円(同3億5900万円の赤字)、最終利益も300万円(同3億6000万円の赤字)と黒字に転換した。Jリーグのクラブライセンス制度では、3期連続赤字となると参加資格を失うが、これを回避したことになる。

業績好転の要因は、営業収入が前の期比で32.1%増の24億8900万円と大きく伸びたことがあげられる。収入の内訳を見ると、広告収入が同52.4%増の12億0300万円と大きく伸びたほか、イベントを含む「その他収入」も255.8%増の2億2300万円が好調だった。入場料収入が7.5%増の5億7600万円、物販売上が8.4%増の1億5800万円と押し上げた。スマートフォンゲーム大手のCygamesがスポンサーになったことや、『アイドルマスターシンデレラガールズ』とのコラボマッチ開催などで話題になったが、クラブ経営にも貢献するものとなったようだ。


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