【速報】コロプラ、新作『ドラゴンプロジェクト』は夏前のリリースを見込む 今期3本目の新作は「かなりマス向け」(馬場社長)のタイトルに

コロプラ<3668>は、4月27日、2016年9月期第2四半期(10~3月)の決算を発表するとともに、東京都内で決算説明会を開催した。今回の記事では、特に同社の新作の状況について取り上げたい。

まずは先日4月21日に配信開始となった『激突!! Jリーグプニコンサッカー』は、「大きめの不具合が出たため、一時公開を取り下げたが、現在のバージョンは安定している」(馬場功淳社長)とのこと。ちなみにKPIは「ARPPU(課金ユーザー当たり売上高)なども高い水準で推移している」(長谷部潤取締役CFO兼CSOコーポレート統括本部長)という。

続いて、現在、事前登録が20万件を突破するなど順調な『ドラゴンプロジェクト』は、若干開発が遅れているもよう。これは「ハード仕様で考えていたが、予想以上に広い層が反応しているため、練り直している」(馬場社長)とのことで、想定していたコアなターゲット層だけでなく、もう少し広い層が楽しめるように改修されているためのようだ。ちなみにリリース時期は「少なくとも暑くなる前には出したい」(同)としていた。

そして、まだタイトル等は発表となっていないものの、今期3本目となる新作についても話題となった。同社は、2015年リリースタイトルが苦戦していることを受け、2016年はコアな層よりもマス(大衆)を意識したタイトルの開発を進めているとのことだが、この3本目は「次に発表予定のタイトルはかなりマス向け」(同)という。既に社内βを実施しており、反応もよかったとのことだ。
 
 
(編集部:柴田正之)

 
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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