任天堂、スマホ向け『どうぶつの森』『ファイアーエムブレム』は「ゲーム機連携」や「間口の広い遊び方」を検討…『Miitomo』は海外ユーザーが75%以上に


任天堂<7974>は、4月28日、決算説明会 社長説明の内容をコーポレートサイトに公開した。昨日、米任天堂の公式Twitterでも発表されたように、同資料では、スマートデバイス向けに『ファイアーエムブレム』と『どうぶつの森』の2タイトルを、2016年秋配信に向けて開発中であることを掲載している。以下、一部説明資料よりコメントを抜粋。

ゲーム内容に関しては未定だが、説明会で君島 達己 社長は『ファイアーエムブレム』に関して「ゲーム専用機向けにリリースされたシリーズタイトルと比べて、より間口の広い遊びを快適に楽しんでいただきたいと考えています。その一方で、ロールプレイング・シミュレーションゲームとしても、しっかり遊べるものを目指しております」とコメント。

また、『どうぶつの森』に関しては「ゲーム専用機向けの『どうぶつの森』シリーズと、何らかの形で連携し、両方を遊んでいただくことで、より楽しみが増えるような、ゲーム専用機とは異なる新たな遊びをご提供したいと考えております」と語った。

一方で現在配信中の『Miitomo』に関しては、「世界中の数多くのお客様に触れていただくことを優先。海外ユーザーが75%以上。今後、南米やアジア地域を含めたサービス開始を検討しており、この比率は一層高まることが予想されます」とのこと。

2017年3月末までに5タイトル程度をリリースする予定に変更はないという。

⇒ 2016年3月期 決算説明会 社長説明

 
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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