コムシード、16年3月期は一転最終赤字に転落へ…スマホ向けゲームアプリの一部タイトルで減損損失7600万円を計上

コムシード<3739>は、5月6日、2016年3月期通期(単独)の業績予想の下方修正を発表、売上高は従来予想の13億円から12億400万円(増減率7.4%減)、営業利益は同5000万円から4600万円(同8.0%減)、経常利益は同4500万円から4300万円(同4.4%減)、当期純損益は同2000万円から7400万円の赤字と最終赤字に転落した。
 

売上高は『グリパチ』が単月過去最高売上を更新するなど計画を上回って推移したものの、パチスロシミュレーターアプリが実機販売計画の変更や開発遅延により、2017年3月期にずれ込んだことで、計画を下ブレした。

また、当期純損益については、繰延税金資産の追加計上があったものの、スマホ向けゲームアプリの一部タイトルで、当初計画していた収益性とのかい離が発生したことによる固定資産の減損処理を実施。第4四半期期間(1~3月)に新たに減損損失7600万円を計上することとなった。
コムシード株式会社
https://www.commseed.net/

会社情報

会社名
コムシード株式会社
設立
1991年12月
代表者
代表取締役社長CEO 塚原 謙次
決算期
3月
直近業績
売上高19億8500万円、営業利益6000万円、経常利益4800万円、最終損益1億1500万円の赤字(2023年3月期)
上場区分
名証ネクスト
証券コード
3789
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