ファンコミ、1Qは売上高13%増、営業益2%増と増収増益を確保 CPA型が伸長、「CPC/ターゲティング型はゲームカテゴリの出稿規模が縮小

ファンコミュニケーションズ<2461>は、5月9日、2016年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表、売上高93億5300万円(前々期比13.1%増)、営業利益14億7700万円(同2.0%増)、経常利益14億8700万円(同1.7%増)、四半期純利益9億5300万円(同3.0%増)と増収増益を確保した。
 

各セグメントごとの状況は以下の通り。

①CPA型アドネットワーク事業…売上高56億2100万円(前年同期比23.7%増)、営業利益11億4500万円(同13.8%増)
各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行った。特に「A8.net(エーハチネット)」は、美容・人材カテゴリにおいて売上高が大きく伸長した。

②CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業…売上高35億4300万円(同0.6%減)、営業利益7億100万円(同5.9%減)
「nex8(ネックスエイト)」が堅調に推移し、「nend(ネンド)」において登録パートナーサイト数が堅調に増加した一方で、ゲームカテゴリの出稿規模が縮小した。

③その他…売上高1億8800万円(同16.3%増)、営業利益500万円(前年同期11万円の赤字)
広告収入を収益モデルとした自社媒体事業および他社媒体広告販売などを展開した。

なお、2016年12月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高380億円(前期比6.7%増)、営業利益62億円(同1.4%増)、経常利益62億4000万円(同1.0%増)、当期純利益41億7000万円(同5.6%増)の見込み。

 
株式会社ファンコミュニケーションズ
http://www.fancs.com/

会社情報

会社名
株式会社ファンコミュニケーションズ
設立
1999年10月
代表者
代表取締役社長 二宮 幸司
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2461
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