『えいぽんたん』提供のReDucateがドリコムの連結子会社から持分法適用会社に、楽天主導でB2Bビジネスに転換

ドリコム<3793>は、5月12日、連結子会社ReDucateがドリコムと楽天<4755>を引き受け先として、第三者割当増資を行うと発表した。これに伴い、ReDucateはドリコムの連結子会社から持分法適用会社となる。

ReDucateは、2014年9月に楽天との合弁会社として設立された会社で、『えいぽんたん』などのソーシャルラーニングアプリを提供している。今回の第三者割当増資では、1001株を発行し、総額1億円を調達する。割当先と株数は、楽天が501株、ドリコムが500株となる。これに伴い、両社の保有株式が発行済株式総数の50%にあたる3001株ずつとなる。

ReDucateでは、今後、ソーシャルラーニング事業のビジネスモデルを、個人を対象とするB to Cモデルから、B to Bモデルへ転換する。B to B領域に強みを有する楽天が新領域開拓を主導することで、早期に成長軌道に乗せ、事業拡大を目指す、としている。ドリコムは引き続きサービスの開発・運用面でサポートするそうだ。
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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