CRIミドルウェア、第2四半期は増収減益…スマホ向け伸びるも海外向け広告宣伝や新規分野の投資の拡大で 下期はVR向けや新製品の拡販に注力

CRI・ミドルウェア<3698>は、5月12日、第2四半期累計(15年10月~16年3月期)の連結を発表し、売上高6億1000万円(前年同期比1.7%増)、営業利益1億2800万円(同6.7%減)、経常利益1億1800万円(同10.8%減)、最終利益7500万円(同5.3%減)と増収減益だった。

 


同社では、スマホ向けを中心としたゲーム分野や、特定企業との年間契約などの売上が拡大したことで増収となった。しかし、海外展開のための広告宣伝費のほか、新規分野・製品の研究開発への投資が拡大したことにより、販売管理費が増加し、利益は前年同期比でマイナスとなった。

2016年9月通期は、売上高14億円(前期比17.1%増)、営業利益3億2000万円(同19.9%増)、経常利益3億2000万円(同22.2%増)、最終利益2億1400万円(同33.1%増)を見込む。

同社では、スマホ向け新技術(PlayStationVR 対応、触覚ミドルウェア)による売上拡大や、海外を含めた新市場、新製品(CRI DietCoder)の受注獲得により、通期業績予想を達成の見込みとしている。

 
株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
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