【イベント】歌劇「明治東亰恋伽」〜朧月の黒き猫〜をレポート メインキャストが様々な役割を演じながら明治時代の摩訶不思議な東京を作り上げる!

ポリゴンマジックは、本日6月2日より、東京・銀座 博品館劇場において、歌劇「明治東亰恋伽」〜朧月の黒き猫(シャノワール)〜を上演する。

『明治東亰恋伽』は、女性向けノベルゲームとして2011年に携帯ゲームが配信、その後PlayStation Portable用女性向け恋愛アドベンチャーゲームとして発売され、ドラマCDや小説、2015年には劇場アニメが公開、そしてこの度の舞台化と、携帯ゲームを飛び出し、広く展開されている作品だ。

歌劇「明治東亰恋伽」〜朧月の黒き猫〜では、主演「菱田春草」を演じるのは橋本祥平さん、ヒロインである「綾月芽衣」役に青木志穏さん、「川上音二郎」役には遊馬晃祐さん、「藤田五郎」役には吉岡佑さん、「小泉八雲」役として汐崎アイルさん、「チャーリー」役にTOKYO流星群の安里勇哉さん、「泉鏡花」役に赤澤燈さん、「森鴎外」役にD-BOYSの荒木宏文さん、「白雪」役として黒瀬千鶴子さんが演じる。

本稿では、本公演に先駆けて行われた囲み取材と、ゲネプロの様子をレポートする。

 
【STORY】
満月の夜。ごく普通の女子高生、綾月芽衣は自称・奇術師のチャーリーの手により明治時代へタイムスリップしてしまう。時を越えて出会ったのは画家の菱田春草、森鴎外ら歴史上の偉人たち。同じ時間を過ごすうち、互いに惹かれあう春草と芽衣。決して出会うはずのなかった二人が辿る究極の運命とは―。

 


■原作をリスペクトし色鮮やかに夢のある作品に キャスト陣8名が登場した囲み取材




公演に先駆けて行われた囲み取材では、橋本祥平さん、青木志穏さん、遊馬晃祐さん、吉岡佑さん、汐崎アイルさん、安里勇哉さん、赤澤燈さん、荒木宏文さんの8名のキャストが登場した。

本公演に向けた意気込みや見所を聞かれたキャスト陣は、オリジナルの楽曲の歌やダンス、回代わりの演出や、それぞれの役の特徴、そして「菱田春草」と「綾月芽衣」の恋愛のきゅんきゅんしてもらいたいとそれぞれ語った。また、歌劇ということで歌もダンスもふんだんに使われており、それでいてお芝居のシーンでは笑えるところや泣ける演出も存在しているとし、そういった部分では観客席も一緒に楽しめるようなエンターテインメントだと話した。

この歌劇「明治東亰恋伽」朧月の黒き猫にて初主演となる橋本さんは、ここにいるキャスト陣に支えてもらい初日を迎えられたとし、最初、出会った頃は冷たい印象の「菱田春草」が、「綾月芽衣」と出会って恋に落ちていく感情の変化を見て欲しいと話した。

また、ヒロイン役となる青木さんは、普通の女子高生が明治時代の人々と出会い成長していく様子をお客様にも感じ、そこを楽しんでほしいと語った。さらに、原作のゲームや劇場アニメの「綾月芽衣」にとらわれず、自分自身の「綾月芽衣」を演じるとした。

報道陣から好きなシーンを尋ねられた橋本さんは、9人のキャラクターが全員登場するオープニングのシーンを挙げ、9人による迫力のあるシーンに仕上がっていると話した。青木さんは、牛肉大好きな「綾月芽衣」が牛鍋屋に行くシーンを挙げ、ご自身も肉が大好物ということで幸せを感じながら演じていると明かした。

 

■メインキャストが様々な役割を演じながら明治時代の東京を作り上げる!楽曲がふんだんに使われたまさに歌劇!




歌劇「明治東亰恋伽」朧月の黒き猫のストーリーは、満月の夜にごく普通の女子高生、綾月芽衣が奇術師のチャーリーの手により明治時代へタイムスリップしてしまうところから始まる。チャーリーに連れられ訪れた鹿鳴館で、綾月芽衣は歴史上の偉人達と出会う。ふとしたきっかけで、森鴎外の自宅に居候することになった綾月芽衣は、同じく森鴎外の家に下宿している画家の菱田春草と次第に心を通わせていく。



物語の舞台は明治時代の東京だが、ただの東京ではなく、この東京には妖と呼ばれる幽霊のようなものがが跋扈している。歴史上の偉人である登場人物、藤田五郎(新撰組の斎藤一)はその妖を退治する役割を持ち、画家の菱田春草や作家の泉鏡花は、その思いの強さから作品から化けノ神を生み出してしまうことも、といったように、ファンタジー要素も含まれている。彼らに関わる、森鴎外や、川上音二郎、小泉八雲も本来の歴史とは少し違った役割をもちこのストーリーに関わっていく。



演出部分では、本作にはなんと22曲の楽曲を使用しており、歌やダンスによって登場人物の感情の動きを表現しており、登場人物の感情の起伏が、舞台上、劇場内の雰囲気を盛り上げる。



本作ではアンサンブルにあたるキャストは存在せず、メインキャストにあたる9人が様々な役割を演じている。にもかかわらず、迫力のあるパフォーマンスが展開され、エンターテインメント性に富んだ作品に仕上がっている。また、もしお目当てのキャストがいる観客は、常に舞台上にキャスト陣が立っている状態のため目が忙しい状態という、なんとも至福の時を過ごせるのではないだろうか。

もう一つ注目したいのが、舞台上の演出として、影絵で表現されるものがあり、こちらの表現は主に説明の部分で使用されることが多いが、物語への没入感を損なわせずに、さらに「明治東亰恋伽」の雰囲気を一層高める役割をしている。



豪華なキャスト陣と、様々な演出方法でエンターテインメント性に富んだ作品の歌劇「明治東亰恋伽」朧月の黒き猫。菱田春草と綾月芽衣の恋の行方、それと交差して紡がれる森鴎外、藤田五郎と小泉八雲、泉鏡花と川上音二郎の物語は、ぜひ劇場で見届けてほしい。


 

<公演概要>


【日程】 2016年6月2日(木)~6月12日(日) (全15公演)
【劇場】 銀座 博品館劇場
【原作】 MAGES.「明治東亰恋伽」
【脚本】 桜木さやか 【演出】 吉谷光太郎 【制作】 ポリゴンマジック
【出演者】 菱田春草:橋本祥平、泉鏡花:赤澤燈、川上音二郎:遊馬晃祐、藤田五郎:吉岡佑、小泉八雲:汐崎アイル、チャーリー:安里勇哉(TOKYO流星群)、綾月芽衣:青木志穏、森鴎外:荒木宏文(俳優集団D-BOYS)

【公演日程】




【チケット料金】全席共通:\7,200(税込)
【チケット発売】一般発売 2016年4月17日(日) 10:00~

<公式サイト> http://kageki-meikoi.com/ <公式ツイッター> @KagekiMeikoi
<主催> 歌劇「明治東亰恋伽」製作委員会(ポリゴンマジック、TCエンタテインメント、MAGES.)

 

niconico生放送配信での配信決定!


<歌劇「明治東亰恋伽~朧月の黒き猫~」昼公演>
■放送日時:
2016年6月12日(日)11:00
http://live.nicovideo.jp/watch/lv263888055

<歌劇「明治東亰恋伽~朧月の黒き猫~」千秋楽>
■放送日時:
2016年6月12日(日)16:00
http://live.nicovideo.jp/watch/lv263888114

<チケット購入ページ>    
■販売開始日時:
2016年5月23日(月)22:00    

■販売終了日:
2016年7月31日(日)23:59

■チケット金額:
前売1800pt / 当日2000pt(1pt=1円)

■タイムシフト利用可能期限:
2016年8月31日まで
https://secure.live.nicovideo.jp/event/meikoi_stage


■関連サイト
 

公式サイト




(C)魂依保存委員会 (C)歌劇「明治東亰恋伽」製作委員会
ポリゴンマジック株式会社
http://www.polygonmagic.com/

会社情報

会社名
ポリゴンマジック株式会社
設立
1996年4月
代表者
代表取締役 鶴谷 武親
決算期
6月
企業データを見る