オプト、アプリプロモーション総合支援プラットフォーム「Spin App」でリテンション施策を行うために必要なクラスタリング機能の拡充を実施

オプトホールディングス<2389>は、子会社オプトがアプリプロモーション総合支援プラットフォーム「Spin App」のリテンションを強化するため、クラスタリング機能の拡充を行ったことを発表した。

近年のユーザー行動のデジタル化にともなって、マーケティングプロダクトのライフサイクルはどんどん早まっている。企業のマーケティング活動のなかでも、一度接触をしたことのあるユーザーに対するリテンション施策(※1)といったコミュニケーションが重要度を増している。「Spin App」でもリリース以来、リテンション施策が必要不可欠だと考え、優先して開発を続けてきている。今回、4月のリリース(※2)に続いて、リテンション施策を行うために必要なクラスタリング機能の拡充を行った。
 

今回のクラスタリング機能の拡充では、「アプリ利用状況」「アプリ内行動」「流入元」「端末情報」等の多様なイベント項目でユーザーリストを作成し、組み合わせが可能になるため、精度が高いターゲティングにより、顧客一人ひとりに最適なアプローチが可能となる。さらに、SpinAppプラットフォームと企業の顧客データがリアルタイムで連携されるため、常に最新の顧客データを活用し、Push通知やリターゲティング広告などの広告配信が可能だ。

例えば、ゲームアプリでは、このクラスタリング機能を活用し、既存顧客のうち「休眠顧客(○日間起動していないユーザー)」「高課金顧客(○日内インストール×課金額○円ユーザー)」を抽出し、「休眠顧客」には「新キャラ登場」「新ステージ追加」の新機能追加を知らせるクリエイティブを、「高課金顧客」には「アイテムプレゼント」などのインセンティブが付いたクリエイティブを配信することができる。複数ゲームタイトルを持っている企業の場合は、「AアプリをインストールしてBアプリをインストールしていない顧客」に、Bアプリを訴求するクロスセルでのプロモーション対応も可能だ。
 

また、ECアプリにおいては、「ワンピースを購入した顧客」に対し、「類似商品の広告」を訴求し、ディープリンク(※3)で類似商品ページに遷移させるなど、アプリの特性に合わせ、SpinAppのクラスタリング機能を活用し、多様なリテンション施策を行うことができるようになる。

今後もオプトは、アプリプロモーション支援ツールである「Spin App」を通じて、アプリマーケティングを強化し、アプリ提供企業の課題解決や効果最大化を実現していくとしている。

※1 「リテンション施策」とは
既存顧客との関係を維持していくためのマーケティング活動全般を示す。アプリマーケティングにおいては、過去にアプリをダウンロードして使わなくなった、またはアンインストールをしてしまったユーザーを呼び起こすマーケティング施策のこと。

※2 SpinAppで実施した直近のリテンション施策(2016/04/25 リリース)
LINE ビジネスコネクト配信ツール「TSUNAGARU」と アプリプロモーション総合支援プラットフォーム「Spin App」が連携可能に

※3 「ディープリンク」とは
スマートフォンアプリで特定のコンテンツヘ直接遷移するリンクのこと。元はWebサイトのトップページから、別のページへハイパーリンクさせることを指していたが、スマートフォンアプリの利用増加に伴い、現在の意味で使用されるようになった。


▼「Spin App」とは
「Spin App」は、高速で進化/高度化するアプリプロモーションにおいて顧客のプロモーション効果の最大化を実現するためにオプトが開発したアプリプロモーション支援プラットフォーム



 

「Spin App」



 
株式会社オプト
https://www.opt.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社オプト
設立
2015年4月
代表者
代表取締役社長CEO 栗本 聖也
決算期
12月
企業データを見る