サイバーエージェント、「CAリワード」で成果報酬型広告における不正利用の検知システム「Performance Keeper」を提供開始

サイバーエージェント<4751>のアドテクノロジー商品の開発を行うアドテクスタジオは、国内最大規模のリワードネットワーク「CAリワード」(提供:CAリワード)において、成果報酬型広告における不正利用の検知システム「Performance Keeper(パフォーマンスキーパー)」の提供を開始した。

「Performance Keeper」は、成果報酬型広告における不正利用検知・対策の研究組織「BOSATSU」が開発した不正利用検知システム。これまでCAリワードでは、不正利用検知として、CAリワードが保有する計測データなどをもとに、アプリダウンロードや商品購入など、ユーザーがアクションを起こすタイミングや、頻度を分析しNHT(Non-Human Traffic)(※1)を推測・判断していた。

今回提供を開始した「Performance Keeper」は、企業が自社サイトに専用モジュールタグを設置することで、CAリワードが保有する計測データに加え、自社サイトのアクセス解析情報(※2)などを含めて分析することが可能となり、より精度高く不正を検知することができる。なお、本サービスの利用料金は月額5万円からとなり(※3)、2016年12月末までに50社への導入を目指すという。

CAリワードでは、これまでの配信実績をもとに、大手スマートフォンメディアへの成果報酬型広告の配信、リワードネットワークの運営を行うとともに、今後も高度なアドテクノロジーを活用することで ユーザーサービスにおけるコンテンツ利用の促進に努めていく方針だ。

(※1)Web広告で、botなどの正常なユーザー以外が、バナーのクリックなど、何かしらのアクションを行うこと。
(※2)本サービスで取得する情報は、個人を特定する情報ではないが、計測データは個人情報と同等に適切に取り扱う。また、不正検知以外の目的で利用することはない。
(※3)月額利用費5万円~(6ヶ月契約)となっている(2016年6月時点)。
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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