ガンホー、ソフトバンクグループより公開買付けで自社株2億4830万株を総額730億円で取得　買付期間は6月23日～7月21日　発行済株式の10％を消却

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、6月21日、ソフトバンクグループ<9984>とソフトバンクが保有するガンホー株式2億4830万株（発行済株式総数の23.4％）を1株あたり294円で公開買付けで取得する、と発表した。買い付け期間は6月23日～7月21日となっている。買付価額は約730億円だが、手元流動性で充当する予定。

公開買付けにより、ガンホーの保有する自己株式は、発行済株式総数の23.47％に相当する2億4830万株となる。取得した自己株式の処分方法が注目されるが、ガンホーでは、資本効率の向上と株主還元を明確化するため、取得後、速やかに発行済株式総数に対して10％（1億0500万株）を消却することも決定したとのこと。公開買付の決済日である8月16日以降に実施する予定だ。

なお、ソフトバンクグループとソフトバンクは、ガンホー株を合わせて2億7200万株（発行済株式総数の25.7％）を保有し、そのうち91％を売却する。ガンホーはソフトバンクグループの持分法適用会社から外れる。