創業30年間からVR開発一筋のソリッドレイ研究所、最大10人の同時体験を可能にしたVR空間共有サービス「オメガシップ」を発表


ソリッドレイ研究所は、新製品「オメガシップ」を2016年6月27日に発表した。1987年の創業より30年間、VRシステムの開発を行ってきた同社では、スタンドアローンでのVR体験システムから大きく飛躍し、HMDを使用したマルチユース(複数人同時体験)を可能にした。これは、VRユーザの長年の要望でもあったという。
 
■オメガシップ製品概要
名称:オメガシップ
システム概要:
・ネットワークを使った複数人でのVR空間共有(発売時は最大10人)
・基本ソフトは、オメガスペース(自社開発VR専用ソフトウエア)
・ハードウエアは、サーバPC、ナビゲータPC、プレイヤーセット(PC、HMD、コントローラ)各1台が基本セットとなり、プレイヤーセットを用途に合わせて追加。
※HMDは、Vive、OculusRift共に対応。
・VR空間は、.fbx、.vrml、.3ds、.objなどを読み込んでVR空間を構築。
(同社ではVR空間構築の受託制作も行うとのこと)

販売開始日:2016年6月27日
目標販売台数:初年度100台
基本セット価格:330万円~(税別)、プレイヤーセット価格:175万円~(税別)
 
用途:大型建造物の検証及びプレゼン、製品開発プレビュー、体験型教育、エンターテインメント、レジャー、心理実験 等
 
※特許出願中、意匠登録出願中
 


▲オメガシップシステム構成・体験イメージ


▲オメガシップ専用デスク