【ゲーム株概況(7/8)】米国App Store売上ランキングで『Pokémon GO』が首位獲得で任天堂が異彩高 KLabやAimingは利益確定の売りに押される

7月8日の東京株式市場では、日経平均株価は4日続落し、前日比169.26円安の1万5106.98円安となった。朝方はプラスで始まったものの、為替相場が一時1ドル=100円台前半まで円高に振れたことに加え、10日に参院選の投開票を控えていることから次第に手じまいムードが強まった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>が東証1部の値上がり率トップとなるなど異彩を放つ強さを見せた。任天堂は、海外で先行配信が始まった同社とポケモン、Nianticの新作アプリ『Pokémon GO』が米国のApp Store売上ランキングで早くも首位に立つなど好調なスタートを切ったことが材料視された。今後も日本でのサービス開始に向けて期待が高まる格好となりそうだ。

また、ドリコム<3793>やケイブ<3760>、アカツキ<3932>なども買われた。

半面、前日に大きく買われたKLab<3656>やAiming<3911>、アクセルマーク<3624>などは利益確定の売り物に押される形で大幅反落し、主力株ではミクシィ<2121>やサイバーエージェント<4751>もさえない。

gumi<3903>は4日続落し、一時802円と800円割れ目前に迫った。


■関連銘柄
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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