nvidia、VR Readyながらも低価格のグラフィックカード「GTX 1060」を発表 価格は249ドルから


 
nvidiaは、ゲーミングGPUのPascalファミリに「GTX 1060」を追加した。249米ドル(国内価格未定)という非常に低価格ながらも、VR readyに対応した製品となる。以前の、同社から発売されているハイエンド製品の「GTX 980」レベルのパフォーマンスと“VR実行における2倍の電力効率”を実現しているという。

なお「GTX 1060」は、ソフトウェア開発キットであるNVIDIA VRWorks™をサポートしており、ユーザの視覚、聴覚、感触と環境の物理的な挙動とを組み合わせ、仮想体験がリアルであると感じられるように仕組みも搭載されている。

これはVRWorksに含まれるNVIDIAの同時マルチプロジェクション(SMP)・テクノロジにより、GTX 1060は、1つの画像を両目同時にシームレスに投影し、VRグラフィックスのパフォーマンスを前世代GPUの3倍に向上することが可能であり。これにより、GTX 1060ユーザーは、パフォーマンスや品質を損なうことなく、より高度に詳細を表現し、さらにリアルな体験をもたらすVRゲームを楽しむことができるとしている。

VRを体験するためのPCにおいては性能の高いPCが必要となるため、このような価格帯での製品は今後のVRの普及に大いに貢献することになるだろう。

 
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