HTC VIVEでプレイするVRスナイパーゲーム『The Nest』を体験 レーザーサイトで狙われる緊張感を味わおう


オンラインゲームプラットフォーム「STEAM」にて配信されているVR SNIPER GAME『The Nest』。

本作は、近未来と思しき荒れ果てた砂漠の町を徘徊するロボットをスナイプするゲームとなる。

操作方法は、HTC VIVEのコントローラーをライフルに見立て、スナイパーライフで敵を補足し、トリガーボタンを押すことで銃を発射するという至ってシンプルな作りになっている。もちろんこの手のゲームには必須であろうヘッドショットもあり、与えるダメージも異なるので、積極的にどんどん狙っていこう。

 

▲荒れ果てた近未来、登場するのはロボットのみ
 

▲VR内のスコープでも倍率上げるとそれに従って拡大される
頭が小さいのHeadShotがとてもしにくい



▲敵側からの視点、正面の建物の2階にプレイヤーがいる
FPSで言うところの“キャンパー”であるため、プレイヤーはその場から動くことはない



また本作で一番感情が揺さぶられる状況は、敵に気が付かれるた時である。敵を一撃で倒せなかった場合や、相手に攻撃が当たらなかった場合などには、プレイヤーのキャンプ地に攻撃が始まる。その際の赤いレーザーサイトが自分に向けられるのだが、この時の焦燥感はなかなかのものであった。なるべく現実世界では味わいたくない体験である。

更に攻撃が始まった場合には、実際に身をかわしたり、かがんで建物を盾にすることで敵の攻撃から身を守ることができ、これらの体験はHTC VIVEならではと言えよう。

ただし、いくつか気になる点はある。敵に照準をあわせてズームする際には、コントローラーの丸ボタンを押すことで拡大されるが、ビデオカメラを操作しているような印象を受けてしまう、せっかく射撃時の没入感が高いだけに残念な点だ。また、敵のパターンや攻撃方法も限られてくるため、慣れてくると単調さはいなめない。これらの部分がアップデート等で改善されると更に良くなるだろう。

 
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