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【シリコンスタジオ決算説明会】主力2事業の苦戦で2Qは減収、赤字幅拡大に 運営移管で開発リソースは新作へ 「Xenko」のVR対応も推進

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シリコンスタジオ<3907>は、7月14日、東京都内で2016年11月期の第2四半期決算説明会を開催した。説明会に先んじて、発表された第2四半期累計(12~5月)の連結決算は、売上高35億1200万円(前年同期比8.1%減)、営業損益1億7400万円の赤字(前年同期2800万円の赤字)、経常損益1億9300万円の赤字(同3400万円の赤字)、四半期純損益1億2500万円の赤字(同2100万円の赤字)と赤字計上となり、前年同期比で赤字幅が拡大した。

決算説明会では、同社の寺田健彦代表取締役社長がまずは説明を一通り行い、その後に質疑応答が行われた。そうした内容も踏まえつつ、会見の様子をまとめてみた。
 

■主力2事業が苦戦 コンテンツ事業の新作第1弾は10月くらいに日米同時リリース予定


まずは終了した第2四半期累計の連結業績を、セグメント別に見てみると、開発推進・支援事業は売上高18.1%減、セグメント損益は3700万円の赤字に転落、コンテンツ事業は売上高6.5%減、セグメント利益58.5%減、人材事業は売上高23.0%増、セグメント利益24.5%増と主力の2事業の苦戦が目立った。なお、人件費は新規開発のための採用を行ったことで増加、広告宣伝費はコンテンツ事業の新作投入がなかったことで減少している。
 

さらに各事業の四半期ごとの売上高の推移を見てみたい。まずは開発推進・支援事業だが、第2四半期期間(3~5月)はQonQでは増収となっている。ただ、新規ライセンス販売が低調に推移したというミドルウェアはQonQで減収、赤字転落となっている。また、受託開発もコンシューマの大型開発案件が第3四半期以降に期ズレしており、計画対比では伸び悩んだとのこと。
 


続いて、コンテンツ事業に目を移すと、こちらは2015年11月期の第3四半期(6~8月)をピークに右肩下がりのトレンドが続いている。前期にリリースしたタイトルの売上が計画対比で未達となっていることが最大の要因で、さらに今期は新作の投入が下期以降となるため、ここまで新たな寄与がないことも影響している。また、海外比率が47%と高いことから直近の為替の円高推移の影響も受けているとのことだ。

なお、今期の新作については、現在4本が開発中で、「『逆襲のファンタジカ』の続編となるタイトルが10月くらいに日米同時リリースとなる」(寺田社長)のが最も早いリリースとなるようだ。
 


そして、人材事業だが、この第2四半期は唯一順調に売上高、利益とも伸ばす形となった。派遣、人材紹介ともに伸びており、今後も順調な推移が続きそうだ。
 

 

■貢献度の低いタイトルは運営移管へ VRへの対応は今後の伸びしろに


下半期の重要課題としては、「売り上げ貢献度の低いタイトルの取り扱い」「ミドルウェアの新規ライセンス販売の進捗」「ゲーム業界でのミドルウェア市場の競争激化」を挙げていた。

うち、「売り上げ貢献度の低いタイトルの取り扱い」は、コンテンツ事業の課題となり、これについては運営代行会社、いわゆるセカンダリ事業を手掛ける企業に移管することを考えており、開発リソースは新規タイトルに割り振る方針だ。

また、ミドルウェアについては、「YEBIS 3」の欧州や中国、韓国での販売を強化するほか、非エンターテインメント領域への進出を本格化する。さらに正式リリースを予定している、スマートフォンゲームに対応した次世代ゲームエンジン「Xenko」については、VR(バーチャルリアリティ)への対応を進めている(関連記事)。「VRについては、昨年の計画策定時には盛り込んでいなかった」(寺田社長)としており、今後の伸びしろとして期待されるところだ。
 
 

■通期予想は据え置き 1ドル=119円の為替前提はリスク要因か


なお、2016年11月期通期の予想については、従来予想を据え置いており、売上高93億6900万円(前期比13.8%増)、営業利益3億円(同12.7%増)、経常利益2億6400万円(同4.5%増)、当期純利益1億4900万円(同2.1%増)を見込んでいる。

もともとコンテンツの新作投入時期などから下期偏重型の予算ということもあり、計画を据え置いているとのこと。

ただし、この業績予想の為替前提は1米ドル=119円となっており、足元の為替相場の推移次第では下ブレリスクとして働いてくる可能性がありそうだ。
 
(編集部:柴田正之)

 
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企業情報(シリコンスタジオ株式会社)

会社名 シリコンスタジオ株式会社
URL http://www.siliconstudio.co.jp
設立 2000年1月
代表者 会長:関本晃靖、社長:寺田健彦
決算期 11月
直近業績 売上高80億5600万円、営業利益8億4100万円、経常利益8億3200万円、最終利益5億0700万円(2014年11月期)
上場区分 東証マザーズ
証券コード 3907

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