【ワンフェス2016夏】スキャンした人体データをリアルな3Dフィギュアに仕上げる「DOOB」が注目集める…会場にスキャナドームを設置



「ワンダーフェスティバル2016夏」には、3Dプリンタや3Dスキャナー、関連アプリケーションの出展も多かったが、このなかでもドゥーブスリーディーの提供する人体やペットの3Dフィギュアが作れる「DOOB」が注目を集めていた。サンプルフィギュアのほか、スキャンドームを設置していた。

「DOOB」は、スキャンドームに設置した54台のデジタルカメラで全身のデータを撮影し、モデリング技術で再現したフィギュアを制作するサービスだ。フィギュアのサイズは、10cmから35cmまで対応し、それ以上の特別サイズにも対応できるという。撮影から制作まで通常2週間で完了する。

このサービスの特徴は、なんといっても撮影がわずか0.01秒で完了するため、長い時間、静止する必要がないことだ。つまり、大人だけでなく、静止することの苦手な子供やペットなどにも対応できるとのこと。また、撮影した写真が気に入らない場合、何度も撮り直しができるという。

同社では、結婚式や、子供の成長記録、ペットのフィギュアといった大切な思い出をフィギュアの形で残してもらえればと考えているという。価格はフィギュアのサイズや小物の有無で決まるが、10cmの大きさで9800円からとなっている。赤ん坊やペットの場合、追加料金が発生する。

なお、申込や撮影については、doob-3d銀座店(博品館TOY PARK地下1階)、もしくは、doob-3d渋谷店(ルート神南 1F)で行う。店舗には実際に制作されたフィギュアも展示されているので、どういった仕上がりになるのか、確認してみたい人は足を運んでみるのもいいだろう。

 
▲スキャンドーム内を撮影させてもらった。四方八方にカメラが設置されている。

 
▲展示されていたサンプル。髪型や表情はもちろん、服装までリアルに再現されている。
 
(編集部 木村英彦)


 
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