上場後初の決算発表となるLINE、第2四半期の営業益は133億円と前年9億円の赤字から黒字転換…コンテンツ伸び悩むもコミュニケーションとLINE広告が伸びる

上場後初の決算発表となるLINE<3938>は、7月27日、第2四半期累計(2016年1~6月期)の連結(IFRS)を発表し、売上収益673億円(前年同期比19.8%増)、営業利益133億円(前年同期9億円の赤字)、芦州利益25億円(同52億円の赤字)となり、増収・黒字転換を達成した。

 


同社では、コミュニケーションでの売上収益に加え、広告売上の伸びた、としている。サービス別売上収益の内訳を公開しており、コンテンツが232億円(同5.0%減)、コミュニケーションが150億円(同14.1%増)、LINE広告が194億円(同76.0%増)となったという。事業規模拡大に伴う従業員数の増加による従業員報酬費用の増加、そして、福岡におけるオフィスの移転費用、上場準備に関する費用などの費用をを吸収した。


 
■2016年12月期の見通しは非開示

2016年12月期の見通しは非開示。同社では、スマートフォン等のモバイルアプリケーション市場は国内外で急激に変化しているため、不確実性が存在しており、精緻な業績予想を策定することが困難なため、と説明している。
LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
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