「キン肉マンの日」リアルイベント「火事場の延長戦! Muscle Summer Festival」…ゆでたまごが登場するバトルや串田さんライブなどファン至福の熱い夜に


 

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、7月30日、東京都内でスマートフォンゲームアプリ『キン⾁マン マッスルショット』のリアルイベント「キン肉マンの日 火事場の延長戦! Muscle Summer Festival(M・S・F)」を開催した。「キン肉マンの日」(=29日の金曜日)は、2007年に日本記念日協会によって認定されたが、今回、7月29日の第15回「キン肉マンの日」を記念して行われたものだった。

 

■串田アキラさんのライブでスタート


当日は、ゆでたまごの嶋田隆司さんとお宮の松さん、串田アキラさん、島田秀平さんを迎えて記念バトル(ゲーム)への挑戦が行われたほか、トークショー、串田さんによる熱唱ライブなどが行われた。チケットは販売開始からわずか5分で完売したとのことだったが、会場には熱量の高いファンが多数訪れた。

イベントは、串田さんの熱唱ライブでスタートした。『炎のキン肉マン』をはじめとするアニメ『キン肉マン』で使われた楽曲をメドレー形式で披露していった。子どもから「週刊少年ジャンプ」連載時にリアルタイムで楽しんでいた人まで、幅広い年代のファンがイベントには集まっていたが、串田さんのパワフルな歌声で会場の雰囲気は一気に盛り上がった。
 



 

■メモリアル協力バトル…嶋田さんと串田さんも参加して協力バトルに挑む


続いて、今回特別に用意されたメモリアル協力バトル「Muscle Ssummer Festival 1000万パワー」に嶋田さんやお宮の松さん、串田さん、島田さんの4人が挑んだ。このバトルは、7つのラウンドからなる特別なバトルで、各ラウンドは原作のストーリーがモチーフだった。敵キャラはもちろん、ステージ上のトラップもそれぞれ異なっており、「マッスルショットガールズ」が攻略ポイントをアドバイスした。



イベントの模様は、『SHOWROOM』でも配信されていたのだが、特に嶋田さんや串田さんが活躍すると、コメントなどで非常に盛り上がったようだ。串田さんは、はじめは「歌よりも難しい」とこぼしていたが、マッスルショットガールズのアドバイスの効果もあってか、徐々にペースを掴むと、決定的な場面で活躍を見せるようになった。クリア後には、「ゲームは楽しい」「ハマってしまった」と嬉しそうに話していた。
 



各ステージは「7人の悪魔超人編」「夢の超人タッグ編」「運命の5王子編」などファンにはたまらない内容なのだが、最終ステージは「キン肉スグル」と、その息子「キン肉万太郎」のみが登場。そして、スグルに付いている絆創膏にアタックを仕掛けるとマスクが剥がれて…なんと原作者の嶋田さんが登場するサプライズとなった。会場から大歓声があがるとともに、挑戦した4人も何も知らされてなかったそうで、驚くとともに喜んでいた。

 



なお、コンティニューの回数によって全ユーザーへのプレゼントが変わっていく。コンティニューを一度もしないでクリアすると、「超人玉」が29個プレゼントされるのだが、失敗してコンティニューするたびにプレゼントが5個ずつ減っていくという。バトルの難易度が高かったこともあり、2回コンティニューを行ったため、10個減らされ、19個プレゼントされることになった。
 



「Muscle Ssummer Festival 1000万パワー」をクリアすると、報酬として、特別に用意された島田さんと中井さんがドロップするようだ。7月31日12時より、「Muscle Ssummer Festival 1000万パワー」への挑戦権がプレゼントされるとのこと。こちらもサプライズであった。
 



 

■嶋田さんが明かす連載中のエピソード 手相鑑定の結果は?


続いて、2人の「しまだ」さんによる「キン肉マン」を巡るトークショウのコーナー「Wしまだトークショー」となった。まず、島田さんがキン肉マン消しゴムをダンボール2個分収集し、その後のシリーズも集め続けたというキン肉マン世代だったと語り、「ジェロニモ」が好きだったと明かした。子供の頃、頑張って超人になろうとする姿に自分を重ねていたそうだ。晴れて超人になれた時は涙したという。これを受けて、嶋田さんも読者が自分も超人になりたいという思いを代弁する存在にしたいと考えていたそうで、島田さんが好きと言ってくれて嬉しいと述べた。
 



また、島田さんは、作中のショッキングなシーンが印象に残っていると語った。「ウォーズマン」のマスクの下の顔を見た時や、スプリングマンに負けたときのウルフマン、アトランティスとロビンマスクとの対戦シーンなどをあげた。嶋田さんは、「アデランスの中野さん」のモデルになった編集者から子どもたちにインパクトを与えるために、ショッキングなシーンを用意するようにアドバイスされていたと振り返った。

嶋田さんは、アトランティスとロビンマスクの対戦について「狙ったものだった」と語った。原作では、2人が水中に転落し、水面から出てきたのはロビンマスクだった。ロビンマスクが勝ったと思わせておいて、実は勝利したアトランティスが奪いとったマスクを手に持って水中から出てくる…という有名なシーンだったが、読者を喜ばせるものではないが、狙ったとおりに受け止めてくれたという。

さらに、夢の超人タッグ編に話が及んだ。嶋田さんは、最初にキン肉マンとテリーマンをバラバラにし、友情を取り戻してタッグを組むという流れにすることは決めていたと語った。ただ、トーナメントの組み合わせにはとても気を使っており、覆面を剥がす「ヘル・ミッショネルズ」とマスクマンのコンビを意図的に入れていったという。対戦相手が次々とマスクを剥がされていき、キン肉マンたちもマスクを剥がされてしまうのではないかと読者にハラハラさせるようにしたそうだ。

夢の超人タッグ編では、黒幕が移り変わり、読者の感情移入のポイントが変わっていくようにしたという。当初は、友情の人形をバラバラにすることで正義超人の友情を壊した「はぐれ悪魔超人コンビ」が黒幕と思われていた。話が進むにつれて、本当に悪いのは「ヘル・ミッショネルズ」となり、読者が「はぐれ悪魔超人コンビ」にも感情移入できるようにしたという。

また、夢の超人タッグ編では、個性の異なる超人同士が組むことで生まれたツープラトンが特徴でもあった。例えば、キン肉マンとキン肉マングレートによる「マッスル・ドッキング」や、バッファローマンとモンゴルマンによるロングホーン・トレインなどがある。嶋田さん自身、プロレスファンで異なるプロレス団体の選手同士の対戦やタッグを考えるのが好きだったそうで、「これが役立ったのかもしれない」とコメントした。

ちなみに、嶋田さんは、モンゴルマンとバッファローマンのタッグチーム「2000万パワーズ」と、キン肉マンとテリーマンの対戦を描いてみたかったと話していた。

続いて、島田さんが嶋田さんの手相鑑定の結果を話した。島田さんは、生命線が2本、感情線が2本あり、主要3線が5本ある珍しい手相であると明かした。人間離れした生命力と創作能力を持っている人で、周りの運気を上げる人でもあるとのこと。また、人差し指の下に縦線が多く、「いつまで経っても大人になりきれない子ども」でもあるそうだ。この点、嶋田さんも夫人からよく指摘されると認めていた。キン肉スグルとミートくんの生年月日の鑑定や、字画から見た「キン肉マン」というタイトルの正しさなども明かされた。
 



 

■告知コーナーと「キン肉マンGo Fight!」でフィナーレ


ゲーム内の告知も行われ、超人玉が最大200個もらえる「夏の大感謝祭」や、ファーストキッチンとのコラボ情報(詳細はこちら)、「Guilty or not Guilty」などの情報が明らかになった。このほか、SHOWROOMの視聴者数が1万2500人だったことから、全プレイヤーに「超人玉×5、ダークエースナチグロン×3、クリトロ×1」がプレゼントされる。
 


最後に再び串田さんのライブで締めくくった。最後に披露されたのは、アニメの初代オープニング曲となった「キン肉マンGo Fight!」である。「キン肉マン」もステージ上に登場し、ステージをいっそう盛り上げた。
 

 

(編集部 木村英彦)


 

■『キン肉マン マッスルショット』

 

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会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
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