GMO TECH、2016年12月期の業績予想を赤字修正…リワード広告の出稿ニーズが大幅縮小

GMO TECH<6026>は、7月28日、2016年12月期の連結業績予想を下方修正し、売上高26億円(前回予想42億円)、営業損益6000万円の赤字(同5000万円の黒字)、経常損益6000万円の赤字(同5000万円の黒字)、最終損益6400万円の赤字(同3000万円の黒字)とした。

 


同社では、スマートフォンアフィリエイト ASP 事業における広告出稿ニーズが大幅に縮小した、と説明している。近年のスマートフォンの普及とスマートフォン利用者が既に多数のアプリを導入し日常利用するアプリが固定化する中、新たにアプリストアでアプリを能動的に見つけインストールする動きが急激に低下しているという。アプリインストール型広告の中でもウエイトの大きいインセンティブ付広告は、アプリストアからのインストールにおいて効果が出る広告手法のため、ユーザー動向の急激な変化の影響を受けたとのこと。

現在、こうした状況に対して商品構成の見直しや新商材投入等の対応策を講じるとともに、コスト構造改革や配置転換などの経営効率化を進めている。