グリー<3632>は、8月4日、2016年6月期の決算を発表、売上高698億円(前年同期比24.4%減)、営業利益142億円(同29.6%減)、経常利益105億円(同57.9%減)、当期純利益84億円(前年同期103億円の赤字)となった。
業績予想との比較では、売上高と営業利益はほぼ計画線上での着地となったものの、円高の進行による為替差損の計上や投資有価証券評価損等の計上により、経常利益は予想を15.7%下回った。また、総額38億3500万円の関係会社株式評価損を特別損失に計上し、当期純利益は予想を26.9%下回っての着地となった。
第4四半期期間のネイティブゲームの状況は、『追憶の青』がクローズドβテスト、『激突!クラッシュファイト』がオープンβテストをそれぞれ実施した。また、海外新作タイトルについては、今期リリースに向け開発に注力した。ほか、ポケラボの既存運用タイトルの移管譲渡により新規開発への集中体制の構築を図っている。
■QonQでは売上高11%減、営業益14%減と右肩下がりのトレンドが継続
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第4四半期期間(4~6月)の売上高は前四半期比11.8%減の156億円、営業利益は同14.2%減の22億円、経常損益は5億円の赤字、四半期純利益は同6.0%増の20億円となった。営業利益率が前四半期の21.6%から14.2%に低下しているが、これは先行投資を含む一時費用10億円を計上したため。
なお、2017年6月期通期の業績予想については非開示で、第1四半期(7~9月)の業績予想のみを開示。第1四半期は売上高135億円(前年同期比30.1%減)、営業利益10億円(同77.2%減)、経常利益10億円(同75.0%減)の見込みとしている。
業績予想との比較では、売上高と営業利益はほぼ計画線上での着地となったものの、円高の進行による為替差損の計上や投資有価証券評価損等の計上により、経常利益は予想を15.7%下回った。また、総額38億3500万円の関係会社株式評価損を特別損失に計上し、当期純利益は予想を26.9%下回っての着地となった。
第4四半期期間のネイティブゲームの状況は、『追憶の青』がクローズドβテスト、『激突!クラッシュファイト』がオープンβテストをそれぞれ実施した。また、海外新作タイトルについては、今期リリースに向け開発に注力した。ほか、ポケラボの既存運用タイトルの移管譲渡により新規開発への集中体制の構築を図っている。
■QonQでは売上高11%減、営業益14%減と右肩下がりのトレンドが継続
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第4四半期期間(4~6月)の売上高は前四半期比11.8%減の156億円、営業利益は同14.2%減の22億円、経常損益は5億円の赤字、四半期純利益は同6.0%増の20億円となった。営業利益率が前四半期の21.6%から14.2%に低下しているが、これは先行投資を含む一時費用10億円を計上したため。
なお、2017年6月期通期の業績予想については非開示で、第1四半期(7~9月)の業績予想のみを開示。第1四半期は売上高135億円(前年同期比30.1%減)、営業利益10億円(同77.2%減)、経常利益10億円(同75.0%減)の見込みとしている。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高754億4000万円、営業利益124億9800万円、経常利益130億8600万円、最終利益92億7800万円(2023年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632