VRゲーム題材のSF映画『VR ミッション:25』予告編が公開 8人の凄腕ゲーマーが謎のVRゲームで死闘を展開


近未来のニューヨークを舞台に、仮想空間でのスリリングな戦闘を描くSF映画『VR ミッション:25』の予告編が公開された。11月19日より池袋HUMAXシネマズ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。

本作は、ミステリアスな最新型バーチャル・リアリティ・ゲーム「ザ・コール・アップ」の体験版をいち早くプレイできるという、夢のような招待状を受け取ったオンラインゲームのエリート8人が、命がけのリアルな戦闘に巻き込まれるSFアクション・スリラー映画。

公開された予告編は、ある「ゲーム」のベータ版テストに集められた参加者たちが、ビルの一室で顔を合わせるシーンから始まる。指示されるがまま次々と装備を身に着け、ゲームを開始するためヘルメットのシールドを下ろすと、目に見える光景は超高精細の仮想空間へと一変。

プレイヤー自身がゲームのキャラクターになり、銃やナイフを持ってテロリストと死闘を繰り広げる、迫力のアクションが満載。しかし、ミッションを遂行させていくにつれ、プレイヤーが感じる「痛み」が、「現実」の肉体にもダメージを与えている事実に気付き、参加者たちは恐怖にうろたえ始める。

今、見えている世界は、本当にVR<仮想現実>なのか? プレイヤーを翻弄する首謀者は一体何者なのか? スリリングかつ骨太なアクションに加え、逃げ場のない閉鎖空間で追い詰められていくサスペンスフルな映像に期待が高まる!
 

近未来のオンラインゲームで生身の人間(犯罪者)たちが遠隔操作されて戦うジェラルド・バトラー主演の『GAMER ゲーマー』(09)や、人気YA(ヤングアダルト)小説を基に謎の巨大迷路に囚われの身になった記憶を消された若者たちの脱出劇を描いた『メイズ・ランナー』(14)といったSFアクションを彷彿とさせる、ゲーム感覚満載のソリッドな作品だ。プレイヤー自身が実際にゲームのキャラクターになり、銃やナイフを持ってテロリストと死闘を繰り広げるという、臨場感あふれるスリリングなアクションがつまった骨太でサスペンスフルな作品に仕上がっている。

監督と脚本を担当したのは、これがデビュー作となるチャールズ・バーカー。彼が情熱を燃やすシューティング・ゲームとSF映画を画期的に融合したのが本作である。

主演は、『イントゥ・ザ・ストーム』『2月の夏』のマックス・ディーコン、ベストセラー・ゾンビ小説を映画化した『高慢と偏見とゾンビ』(16)やケイト・ベッキンセールと共演した『Love & Friendship』(16)のウェールズ出身の新進女優モーフィッド・クラーク、リドリー・スコット監督のスリラー『悪の法則』(13)や大ヒット・ファンタジー・アクション『スノーホワイト』(12)、日本の人気アニメ&コミックを実写化する『Ghost in the Shell』(17)に出演しているクリストファー・オビ、そして『ゼロ・ダーク・サーティ』(12)『サバイバー』(15)のパーカー・ソウヤーズら、今後の活躍が楽しみなフレッシュな顔ぶれが集結した。

2016年はVR元年とも言われ、本作はそんなVRの近未来に対する警告でもあり、必見の作。


■STORY
近未来のニューヨーク。閑散とした高層ビルにある「ザイバツ・コープ」社のオフィスに、8人の男女が集められた。彼らはオンラインゲームの名手で、最新テクノロジーを総動員して作られた最新型バーチャル・リアリティ・ゲーム「ザ・コール・アップ」をいち早く体験できるという、夢のようなチャンスを得たのだ。彼らは高分子マトリックス製のスーツとヘルメットを着用し、完全没入型のバーチャル・リアリティ・ゲームのプレイを始める。リアルな戦場さながらのゲームの世界に興奮するのも束の間、彼らはすぐにこのゲームが罠であることに気づく……。