きゃりーぱみゅぱみゅのサンフランシスコ公演を“ライブVRコンテンツ”に レコチョク・ラボが米vantage.tv社と共同制作中


 
レコチョクの研究開発機関「レコチョク・ラボ」と、米国VR系のスタートアップ企業「vantage.tv Inc.」は、きゃりーぱみゅぱみゅの公演を本格的ライブVRコンテンツ制作のための収録を行っていたと発表した。

7月22日に行われた、きゃりーぱみゅぱみゅの「Kyary Pamyu Pamyu 5iVE YEARS MONSTER WORLD TOUR2016」サンフランシスコ公演全編を収めたという。

今回は会場に360度カメラを含む4Kカメラ計10台を駆使し、ライブ全編の撮影を実施。いまライブ会場にいるかのような感覚で楽しめ、追体験できる本格的ライブVRコンテンツに仕上げるべく、vantage.tv社がハリウッドのポストプロダクションスタジオにて編集作業中だ。
 

完成した作品は、国内外のさまざまなコンテンツ系・技術系展示会でのデモンストレーションでの公開や、きゃりーぱみゅぱみゅ11月9日発売のニューシングルの特典VR映像にも一部が収録される予定となっている。


株式会社レコチョク 執行役員CTO 稲荷幹夫のコメント:

「レコチョク・ラボでは、世界屈指の大規模野外フェスティバル「コーチェラ」「ロラパルーザ」での360 度VRコンテンツの制作・配信などの実績を誇るvantage.tv社と日本を代表するアーティストの一人・きゃりーぱみゅぱみゅさんのサンフランシスコ公演を収録することができて大変うれしく思っています。素晴らしいパフォーマンスやオーディエンスの熱狂を、vantage.tv社が培ってきた最新技術やノウハウを駆使したVR映像で、日本をはじめ世界中のファンにさまざまなプラットフォームを通じて届ける試みをワーナーミュージック・ジャパンさん、アソビシステムさんと考えていきたいと思います」

vantage.tv Inc.  Founder & CEO ホアン・サンティラン氏のコメント:

「レコチョク・ラボ、ワーナーミュージック・ジャパンと一緒にハイクオリティーなVRコンサート体験をきゃりーぱみゅぱみゅファンに届けるプロジェクトに関わる事ができてエキサイティングです。きゃりーさんのサンフランシスコでの素晴らしいパフォーマンスとオーディエンスの熱狂ぶりを新しい技術を駆使して、かつてない方法で日本の音楽ファンに体験してもらえる日を楽しみにしております」
 

【レコチョク・ラボについて】

株式会社レコチョクの次世代のサービスや音楽マーケット創造に向けた研究開発機関。2014年1月に設立、東京と米・西海岸に拠点を置き、次代の音楽マーケット創造に貢献すべく、国内音楽ファンのリサーチ、また海外の先進ビジネスモデルの調査・分析を行うとともに、異業種及び教育機関等とパートナーシップを組みながら、新規サービスのプロトタイプ開発などを行っている。
http://recochoku.jp/corporate/
 

【vantage.tv について】
米サンフランシスコで2014年に設立。ライブイベントをVR体験に変えて、ファンのアーティストに対する情熱への新しいアクセスを提供。ファンがコンサート、スポーツ等のイベントをいつでも、どこでも最高の客席(Best Seat in the House)から様々な目線で楽しめる体験を追求している。
これまでに「コーチェラ」「ロラパルーザ」「Austin City Limits Music Festival」等大規模な音楽イベントから大物アーティストのライブまで多数の実績を誇り、今後も新しいライブVR作品を多くリリースする予定。
https://vantage.tv/

 
VRの最新情報を逃さずキャッチ!