本契約により同社は、JAMONの開発した‘VRコンテンツ・360度カメラで撮影した画像・動画を自由に配信できるプラットフォーム‘をAWSにのせたホスティングという形で簡単かつ低価格で月額制にて提供する予定だという。
VRコンテンツの配信するWEBサイトを自社で作成・運営するには、高い技術力が必要となり、技術力があっても膨大なコストが必要となるため、すべての企業がVRに手を出しにくい状況がある。この契約により同社はVRサイトの立ち上げをあきらめていた企業に対して訴求していくのが狙いだ。VRホスティングプランは11月から提供開始予定。
■オリジナルの機能について一部を公開
VRコンテンツ配信のハブとなるプラットフォームを運用するために必要な機能だけでなく、他との差別化をはかるオリジナル機能の一部は以下の通りだ。
・視線注目度測定機能
毎秒ごとにユーザーの視線を統計し、映像のどの部分が見られているかパーセンテージで表示ができる。
・課金機能
有料コンテンツを作成することができる
・コンテンツ内での課金システム
映像上で視聴者の選択肢によりストーリーが展開するRPGのようなコンテンツにも対応しており、選択肢の中で課金を取り入れることも可能。
また、アプリ(Android/iOS対応)も同時に提供し、パソコンではブラウザ上の操作を、スマートフォンでは端末の傾きに応じて視点を変えることができ、さらにゴーグル型のヘッドマウントを使用すれば、その場にいるようなバーチャルリアリティ(VR)の臨場感を体験できるとしている。さらも高速配信でユーザーにストレスを感じさせることなく、画質も4Kまでのプレミアム画像にも対応している。