【ゲーム株概況(9/8)】協業タイトル『スーパーマリオラン』を材料に任天堂とDeNAがともに急騰 『ワクサガ』350万DLのアクセルマークも高値引け

9月8日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比53.67円安の1万6958.77円で取引を終えた。全般的に方向感に乏しい展開の中で一時は1万6800円台まで下げる場面があったものの、引けにかけて値を戻した、

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、協業タイトル『スーパーマリオラン』がappleの「Keynote September 2016」において発表(関連記事)されたことを材料にDeNA<2432>と任天堂<7974>がともに大幅高した。

両社の協業タイトルは、『ファイアーエムブレム』と『どうぶつの森』の開発が進められていることがこれまでも明らかにされていたが、予想外の、しかも「マリオ」という強力なIPを用いたタイトルが登場したことで、市場から大きなサプライズとして受け止められている。

ちなみに任天堂については、『ポケモンGO』を遊ぶことのできるデバイス「ポケモンGO Plus」の9月16日に発売が発表(関連記事)されたこともプラスの材料ととなっているようだ。

ほか、『ワールドクロスサーガ』が350万DLを突破したと発表(関連記事)したアクセルマーク<3624>も1600円で高値引けするなど強さを見せた。

半面、サイバーエージェント<4751>やグリー<3632>など主力株はさえない動きが目立ち、カヤック<3904>は大幅続落した。アエリア<3758>は引き続き利益確定の売り物に押された。


■関連銘柄
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
企業データを見る
アクセルマーク株式会社
http://www.axelmark.co.jp/

会社情報

会社名
アクセルマーク株式会社
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 松川 裕史
決算期
9月
直近業績
売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3624
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る