ユークス、第2四半期は減収・赤字幅拡大…為替差損の影響で経常赤字は5億9400万円に拡大

ユークス<4334>は、この日(9月9日)、第2四半期累計(2016年2~7月期)の連結を発表し、売上高8億3400万円(前年同期比22.7%減)、営業損益2億7400万円の赤字(前年同期1億0700万円の赤字)、経常損益5億9400万円の赤字(同8600万円の赤字)、最終損益3億8800万円の赤字(同5800万円の赤字)となり、減収・赤字幅拡大となった。

 


同社では、減収・赤字幅拡大となったが、決算短信の説明(定性情報)は、堅調さや順調さを強調したものとなっている。WWEをモデルにしたシリーズ最新作の開発が順調に進捗しているほか、自社ソフト「REAL STEEL」も引き続き堅調に推移しているという。また新規案件については、ゲームソフト分野、パチンコ・パチスロ分野、モバイルコンテンツ分野ともに複数のプロジェクトの開発が順調に進んでいるという。

なお、経常損益の赤字幅が大きくなっているが、業績予想の修正で発表したように為替差損が発生したことによる。最終損益についても影響を受けた。

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■2017年1月期の見通し

2017年1月期は、売上高43億8700万円(前期比16.9%減)、営業利益4億1600万円(同66.9%減)、経常利益4億3200万円(同66.8%減)、最終利益2億8100万円(同65.6%減)を見込む。

 
株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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