エイチーム<3662>は、9月9日、東京都内で2016年7月期の決算説明会を開催した。説明会では、同社の林高生社長が通期の決算概要や第4四半期の事業別の状況、足元2017年7月期の第1四半期の進捗などの説明を行った。
今回はその中からエンターテインメント事業の今期の展望についてを取り上げたい。
2016年7月期の第4四半期においては、6月23日より課金を開始ということで、約1ヶ月半の収益寄与となった新作『ヴァルキリーコネクト』だが、これが今期についてはフル寄与してくることになる。その場合は「『ヴァルキリーコネクト』がフル寄与すると四半期で売上高45億円くらいがエンターテインメント事業の実力値」(林社長)と見ているとのこと。第1四半期のエンタメ事業は、引き続き前四半期からの大幅な増収が見込まれることになりそうだ。
なお、同社は業績予想の前提として新作の収益予想は保守的に織り込んでおり、現時点では「ここに新作がどう寄与してくるか」(同)というプラスαの要素となるもようだ。
(編集部:柴田正之)
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662