【TGS2016】スクエニの新作アクション『フレイム×ブレイズ』の全貌が明らかに! 戦略で"最強"を目指せる本格派チームバトルが楽しめる

 
9月15日から9月18日までの期間、千葉幕張メッセにて開催されている「東京ゲームショウ2016(以下 TGS2016)」。
 
本稿では、9月15日に開催された、スクウェア・エニックスの「新作アクションゲーム『フレイム×ブレイズ』タイトル発表会」についてのレポートをお届けしていく。
 

■白熱の3on3アクション、始動!

 
ステージが始まると、まずは本作のプロデューサーである岡山博紀氏が登壇。9月15日に公開となったトレーラー映像を上映した。
 

▲スクウェア・エニックス、『フレイム×ブレイズ』プロデューサーの岡山博紀氏。
 
【『フレイム×ブレイズ』トレーラー映像 TGS2016】

 
 
 
 
そして、下記の3つのキーワードからゲーム概要についての紹介が行われた。
 
・巨大ボスVS巨大ボス!?
・友達と3on3アクション
・勝利のカギはモンスター

 
本作では、2チームに分かれての対戦で、「リアクター」と呼ばれる巨大ボスを勝利へ導くことが目的であるという。リアクターは、ステージ内で得られる「マナ」を吸収することでレベルが上がり、だんだん大きく、強くなっていく。岡山氏は、最終決戦に備え、どこまで自分のチームのリアクターを強化できるかが勝利のカギになると説明した。
 



▲会場には、リアクターのうちの1体「レゾンデートル」の姿も!?リアクターはレベルが上昇するにつれ大きくなるのだが、これはまだレベル1の状態であるとのこと。
 

続いては、具体的にプレイヤーが何をするかについて。本作では、3人1組のチームとなり勝利を目指す。プレイヤーは、「エージェント」と呼ばれるキャラを操作し、「スタイルチェンジ」で多彩な戦い方を変えながら、熱いバトルを繰り広げる。
 

▲1戦10分ほどで決着が着くため、気軽に楽しめるとのこと。
 
3つ目に、ステージ各所に配置されたモンスターを撃破することで仲間にできることが明かされた。それぞれのエージェントが、如何にモンスターを集めて効率良くマナを集めるかが勝敗のポイントとなりそうだ。
 

▲プレイヤーとの直接的なバトルが苦手な方は、モンスターを仲間にすることでもチームに貢献できるとの話。
 
ここで実機プレイに移るべく、本作でニコライのボイスを務める声優の鈴原言美さん、スクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏がチームメンバーとして登壇。突如、会場に乱入した「FXB団」と名乗る悪の秘密結社と対戦を行った。
 

▲ニコライ役の鈴原言美さん(写真右)。なお、鈴原さんは本作がデビュー作にあたるとのこと。
 

▲スクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏。
 


▲謎の3人組「FXB団」が登場し、岡山氏らのチームとの対戦を盛り上げた。
 
対戦を始める前に岡山氏は、「リアクターを勝たせるのが目的となるゲームなので、如何にリアクターにマナを供給するかがポイントになります」とワンポイントアドバイスを送った。
 

▲本作でマナを集める方法は、大きく分けて3つあるとのこと。
 
 
 
▲キャラ選択のシーンでは、特長の異なるさまざまなエージェントが用意されていることが伺えた。
 

▲こちらが実際のゲーム画面。画面上部に表示された青と赤のゲージが互いのリアクターの体力を示している。これが先に0になってしまった方が負けになるとのこと。
 
本作では、行きたい場所をタップすることで移動が可能。同じく、モンスターや相手プレイヤーをタップすることで攻撃ができる。
 
また、白いゲージのモンスターを倒すことで仲間にすることが可能。集めると合体するものや、敵のマナラインズに突撃していくものなど、種類によりさまざまな特徴がある。
 

▲鈴原さんは、牛型モンスター「バッフル」を仲間にすることが勝利のポイントになると語った。
 
 
▲マップでチームメンバーの位置や自陣の様子が確認できることも伺えた。
 
そのほか、ホームポイントに戻ることで、HPの回復やスタイルチェンジができるという。
 
 
▲岡山氏が使用した「ヤサカ」の場合、スタイルチェンジでスピードが少し上がり、遠距離攻撃や強力な範囲攻撃が可能になることが明かされた。
 

そうこうしている内に、時間経過で互いのリアクターが起動し、激しくぶつかり合う。直接、相手のリアクターを攻撃するも良し、引き続きマナを供給してサポートするも良し、自分なりの作戦で戦える。
 

▲一定条件を満たすことで、相手のリアクターをダウンさせられる。ダウンすれば防御力が一気に減少してしまうため、攻め込むチャンスになるとのこと。
 

▲結果は、岡山氏らチームスクウェア・エニックスの勝利となった。
 
なお、本作は2016年冬に日本語版のβサービスを開始予定とのこと。松田社長は「本作につては、海外進出も積極的に考えていきたい」と語った。
 
最後に岡山氏は「本作は、パラメーターを上げたり、レアリティの高いものを集めると勝てるわけではなく、プレイスキルで最強を目指せる挑戦的な作品に仕上がっていますので、楽しみにお待ちいただければと思います」とコメントし、本イベントの締めとした。
 


 
(取材・文:編集部 山岡広樹)



​■『フレイム×ブレイズ』

 

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会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス
設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
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