【ゲーム株概況(9/16)】ブシロードとの提携を材料にグリーが大幅続伸　合弁会社SHIFT PLUSのAI技術の活用発表でオルトプラスが後場S高

9月16日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比114.28円高の1万6519.29円で取引を終えた。米国市場の反発を受けて、国内市場も買い戻しの動きが優勢となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、グリー<3632>が大幅続伸し、終値ベースでは6月13日以来となる600円台を回復した。ブシロードとのIPコンテンツを活用したゲームの共同開発などを目的とした資本業務提携（関連記事）が引き続き材料視されている。

また、オルトプラス<3672>が後場に入って急騰し、ストップ高に張り付いた。オルトプラスは、SHIFT<3697>との合弁会社であるSHIFT PLUSがAI技術を活用した新しいカスタマーサポートに取り組むと発表したことが株価を刺激したもようだ。

ほか、ガンホー<3765>やミクシィ<2121>、コロプラ<3668>、DeNA<2432>など主力株がしっかり。

半面、2017年2月期の第2四半期累計（3～8月）の業績予想の下方修正を発表し、最終損益が1億1000万円の黒字見通しから一転して、6000万円の赤字見通しとなったエディア<3935>はストップ安し、カヤック<3904>やシリコンスタジオ<3907>なども安い。