VOYAGE GROUP、動画広告を展開するCMerTVを買収へ 拡大する国内動画広告事業を強化

VOYAGE GROUP<3688>は、9月26日、動画広告事業を強化するため、2016年10月3日付で、動画広告配信事業を展開するCMerTVの株式を取得し、連結子会社化することを発表した。

日本国内の動画広告市場は、スマートフォンの急速な普及や、通信環境の高速化などによるインターネット動画視聴時間の増加を背景に拡大しており、2015年の国内動画広告市場は、前年比62%増の506億円、2020年には2,000億円に達すると予想されている(サイバーエージェント調べ)。

VOYAGE GROUPでも、この市場成長を背景に、連結子会社で、SSP「fluct」を提供するfluctを中心に、動画広告事業に取り組んでいる。また、事業への取り組みを加速するため、2015年10月には、動画広告プラットフォームを運営するゴールドスポットメディア(2016年4月、完全子会社化)、2016年7月には、インターネット広告配信におけるブランド保護・不正広告対策ツール提供のMomentumを持分法適用関連会社化し、グループ体制を強化してきた。

今回のCMerTVの連結子会社化によって、動画広告事業におけるグループ体制が増強され、今後は、各社のノウハウやサービスを融合して動画広告分野での多様な取り組みを加速し、さらなる競争力の強化と付加価値向上による事業拡大を目指していく方針だ。

<CMerTV 概要>
会社名:株式会社CMerTV(シーマーティービー)
所在地:東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビルB1
代表取締役社長:五十嵐 彰
事業内容:動画CMポータルサイトの運営および企画・立案、動画CM配信および周辺事業、各種データサービスの提供、動画によるアドネットワーク事業、動画制作・編集ほか