セプテーニHD、東南アジアで大手ネット広告代理店のLion Digital Globalを買収…グループ連携を強化し東南アジアの事業展開を強化

セプテーニ･ホールディングス<4293>は、9月30日、海外子会社Septeni Asia Pacificを通じて、東南アジア地域でインターネット広告代理事業を手がけるLion Digital Globalの株式を約14億円で取得し子会社化すると発表した。発行済株式の96.01％にあたる96万3333株を取得する。本日付で株式譲渡契約を締結し、10月上旬に取得する予定。

今回買収するLion社は、2016年現在、マレーシア、インドネシア、シンガポール、香港の4地域に拠点を構え、インターネット広告代理事業を展開しており、2012年の設立後から現在に至るまで高い成長を維持し続けている。2016年度における売上高は約23,000千米ドル（約23.2億円/1ドル=101円で換算）に達する見込みで、東南アジア領域におけるデジタルエージェンシーとしてはトップクラスのシェアを誇っている。

また、Lion社はセプテーニ・ホールディングスの注力分野でもあるスマートフォン広告やソーシャルメディア広告に強みを持ち、今後、セプテーニグループとの連携を図ることで、さらなる市場の成長が見込まれる東南アジア地域における事業強化を図るとともに、グローバル分野における業容拡大を目指す、としている。