CRI・ミドルウェア、北米・中国・日本の有力ゲームサウンドスタジオ「Vanguard Sound」「ベイシスケイプ」「Formosa Interactive」と提携

CRI・ミドルウェア<3698>は、ゲーム事業におけるグローバル戦略の一環として、北米・中国・日本の有力ゲームサウンドスタジオ3社と提携したことを発表した。

今回提携したのは、上海を拠点とするVanguard Sound、東京を拠点とするベイシスケイプ、そしてハリウッドを拠点とするFormosa Interactiveの3社。3社は、今後、CRIの高品質で魅力的なゲーム開発を可能とするミドルウェア「CRIWARE」のエキスパート&エバンジェリスト「CRIWARE Certified Sound Studio(CRIWARE認定サウンドスタジオ)」として、各国におけるライセンス事業の拡大に取り組んでいく。

▼CRI・ミドルウェア代表取締役社長 押見正雄氏コメント
「近年、世界中のゲーム開発者がゲーム品質向上と開発効率化の両立を目指す中、その強力なサポートとなるミドルウェアという存在や役割、効果はまだ十分に知られていません。ゲーム開発の技術や知見に長けたサウンドスタジオがCRIWAREのエバンジェリストであることは、ゲーム開発者にもCRIにも非常に心強いことです。この各国を代表する3社をパートナーに迎えることができ、大変うれしく思います」

・Vanguard Sound



Vanguard Soundは、ゲーム向けサウンド制作で中国をリードするサウンドスタジオ。多才なサウンドアーティストたちが上海の先端のスタジオで制作活動をしており、その制作技術は高品質かつ独創的であることで定評がある。Vanguard Soundは、中国最大のIT企業でモバイルゲームの最大手であるTencentや、MMO RPGやモバイルゲーム販売大手のNetEaseなどにも作品を提供している。

▼Vanguard Sound代表取締役社長 楊一永氏コメント
「中国のゲーム開発者たちは、CRIWAREによって、より素晴らしく高度なサウンドが実現できることに注目し始めています」

・ベイシスケイプ



ベイシスケイプは、ファイナルファンタジーXII(スクウェア・エニックス)や、戦場のヴァルキュリア(セガゲームス)を手掛けたコンポーザー(作曲家)で知られる崎元仁氏が、2002年に設立したサウンドスタジオ。BLEACH ~ヒート・ザ・ソウル~(ソニー・コンピュータエンタテインメント)、ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター(カプコン)、幻想水滸伝ティアクライス(コナミデジタルエンタテインメント)、朧村正(マーベラス)、ソウルキャリバーIV(バンダイナムコエンターテインメント)など、多くのゲームサウンドを手掛けている。

▼ベイシスケイプ 代表取締役社長 崎元仁氏コメント
「CRIWAREは、コンポーザーとサウンドアーティストたちに、ゲームにおける独創的なアイデアを表現するチャンスを与えてくれると確信しています」

・Formosa Interactive



Formosa Interactiveは、サウンドポストプロダクション企業として知られるFormosaグループの一員で、コールオブデューティ インフィニット・ウォーフェア(Activision)、Star Wars: Knights Of The Old Republic(BioWare、日本未発売)、アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝(Naughty Dog)、といった世界的に著名なゲームタイトルの音声やサウンドデザインを手掛けて、多くの賞を受賞した実績を持つサウンドスタジオ。Republique (Camouflaj)では、CRIWAREを使用したサウンド制作を行っている。

▼Formosa Interactive副社長 チップ・ビーマン氏コメント
「デジタルオーディオワークステーション(DAW)の使い勝手を細部まで再現しているCRIWAREのオーディオミドルウェア「CRI ADX2」は、非常に直観的で、クリエイティブの実現に集中させてくれます。CRI・ミドルウェアの世界展開でパートナーシップを組めることは大変光栄です」
株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
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