和平木工、iPhone内のパノラマ写真を360度再生できるVRアプリ『パノラマビュワー』をアップデート…VRゴーグルやコントローラーに対応

和平木工は、10月6日、iPhone内のパノラマ写真を360度再生できるVRアプリ『パノラマビュワー』のアップデートを実施したと発表した。

『パノラマビュワー』を使ったことのない人のために簡単に紹介しておくと、iPhone/iPadに入っている写真を360度「パノラマ再生」することができるVRアプリ。ジャイロセンサーにより、端末(視線)の動きに合わせて、写真を閲覧することができる。

また、Googleストリートビューをつかって、行ったことのない街や景色などを、パノラマVRで自由に探索することもできる。ゲームコントローラー(Bluetooth接続)を使用すれば、直感的にストリートビューの移動操作もできる。

このほか、スマートフォンを使った、VRゴーグルに対応した「カードボードモード」にも対応する。こちらは、アプリ内課金による、有料機能になる。もしくは動画広告を視聴すると、一定時間(4分間)は無料でつかうことができるという。

さて、今回のアップデートにより、高解像度への対応、スマホ用VRゴーグルへの対応、Bluetoothゲームコントローラーへの対応、ピンチ操作による拡大/縮小などを追加したとのこと。今後は、一般公開されているパノラマ画像の検索、パノラマ動画の閲覧、3D形状を配置できる機能(キャラクターのMMDモデルなど)を追加する予定だという。



開発者コメント
もともとこのアプリは、不動産企業向けの「営業用ツール」として、プロトタイプをつくってみたところからはじまり、2013年にアプリをストアにリリースしました。そして実は、そこからしばらく放置していたのですが、あるとき月30~50ダウンロード程度ずつ、ユーザーが増えていることに気づき、VRのニーズの高まりを感じました。そこで、今回は大幅アップデートを行い、アプリの内容も完全に作り直すことになりました。多くのユーザーに楽しんでいただけると嬉しく思います。

 


 
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