KONAMI、セガ・インタラクティブとアミューズメント向けマルチ電子マネーサービスを共同展開　様々な電子マネーに1つのシステムに対応

コナミデジタルエンタテインメント（KONAMI）は、セガ・インタラクティブと共同展開するアミューズメント向けマルチ電子マネーサービスを発表した。

本サービスは、「Suica」などの交通系電子マネーや、「楽天Edy」「nanaco」「WAON」「iD」「QUICPay」といった電子マネー、さらにアミューズメント独自のサービスを展開する遊べる電子マネー「PASELI（パセリ）」が、ひとつのシステムおよび決済機器で運用できるソリューションとなっている（「iD」「QUICPay」のサービス開始時期は未定）。

専用回線を必要とせず、アミューズメント施設既存のネットワークインフラである「e-AMUSEMENT」（イーアミューズメント）や「ALL.Net」（オールネット）の活用が可能となっているほか、TFペイメントサービスが提供するクラウド型決済プラットフォーム「シンカクラウド」を基盤に構築され、それに対応するトッパン・フォームズ<7862>のマルチ電子マネー端末を採用することで、少数導入時のコストを最小限に抑えることが期待できる構成となっている。

本サービスは、今秋より一部店舗での試験導入を経て、全国のアミューズメント施設へ展開していく予定だ。

コナミデジタルエンタテインメントとセガ・インタラクティブは、アミューズメント向けマルチ電子マネーサービスを通じて、アミューズメント施設利用者がお手元の電子マネーでアーケードゲームが楽しめる環境作りを推進していく方針だ。