在宅ワークの強い味方 資生堂、Skype時のバーチャルメークアプリ「TeleBeauty(テレビューティー)」を発表


資生堂は、オンライン会議で通信中の画面に表示される顔に自動でメークや顔色補正を行うアプリ「TeleBeauty(テレビューティー)」を発表した。これまでの活動から得られた知見と日本マイクロソフトより技術支援を受け、「Skype for Business」に対応する試用モデルを開発したという。

働き方の多様化が進み、働く場所をオフィスに固定せず、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方であるテレワークが広がっている昨今。外出予定がない在宅勤務時に、オンライン会議のためだけのメークの負担、パソコンのカメラ性能によっては肌がきれいに見えにくいという不満などが開発に至った経緯だ。

「TeleBeauty」は顔を映すだけで画面上の顔にメークを施すほか、顔色の補正や顔以外の部分をぼかす機能などを搭載。リアルタイムで顔の動きに連動するため、実際にメークをしているように感じられるという。また、会議前に手間がかからないように、簡単に操作できるようにデザインにしているとのこと。
 


■「TeleBeauty」の主な特長

 

・「自動メーク」
4種類のメークパターンをワンクリックで画面の顔に反映させる機能。パターンは以下の通り。

・カメラ性能、照明環境、服や背景の色などにより顔色が悪く見えることを避ける「顔の明るさと色の補正」
・メークや照明環境によって目立って見えてしまう毛穴やしわ、くま等を自然にぼかす「肌のテクスチャの補正」
・目元・口元のメークの濃淡を調整可能な「オプションモード」
 

資生堂プレスリリース


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