「VR“DEAD”THEATER」第一弾、西村喜廣監督の「天獄処理工場」を先行視聴 猟奇の中にユーモアが見え隠れするVRムービー


10月17日より、「VR“DEAD”THEATER」が公開される。「VR“DEAD”THEATER」は、全国約124店舗で展開している、VR体験が店舗で楽しめるサービス「VR THEATER」とVR映像ポータル「VR CRUISE」の新規コンテンツであり、超実体験型360度VRホラーショートムービーシリーズとなる。

今回はその第1弾、西村喜廣監督の「天獄処理工場」が、ポニーキャニオンで先行視聴ができたので、公開できる範囲でその内容をお伝えする。


■水着のおねーさんと侮るなかれ、お腹に力を入れて視聴しよう
 

▲視聴はGearVR。奥にあるバーチャルボーイは、視聴待ちの人のためにポニーキャニオンの担当者様が
設置。私物とのこと。

 

▲マントを纏った怪しげな一団。その正体は・・・

視聴はGearVRを使って行う。画質は良好だ。主人公(視聴者)は椅子に拘束されているという設定だ。


▲水着のおねーさんたちはこの後。。。


▲ケタケタ笑う中、刃物を引き抜き・・・
 
そして拘束されたまま、話は進み。突如水着のおねーさんたちが刃物を取り出し、自分の方に向かって来て・・・という内容。話がどうなっていくかは、実際に見てお楽しみだ。

本編はホラーというより、狂気とグロテスクさという部分が際立っている。視聴には、

「過激な残酷表現等がございます。心臓疾患等お持ちの方、スプラッターホラーに免疫のない方はご遠慮頂きます。」

という一文があるように、苦手な人は控えたほうが無難ではあるが、なかなかその度合いを測ることは難しい。『テキサスチェーンソー』や 『ウォーキング・デッド』、漫画で言えば『デッドマン・ワンダーランド』や『東京グール』が読めるのであれば、恐らく大丈夫だろう。
*視聴者は自分の視点で”体験”をするという側面があるので試聴の際にはご注意を

本作は、筆者の性格上、どうしても水着のおねーさんの谷間や、目の前に起こっている恐怖に集中してしまうが、360度動画なので、実際には自分の視点外のところで映像が進んでいるため、何回か見直すことで、いろいろな発見が出てくる。

またグロさのある表現の中にもユーモアを感じ、最後のシーンでは思わずにんまりしながら、周囲を眺め、なすがままの風景を楽しむことができた。恐怖と笑いは紙一重と言うが、普段、こういうジャンルの動画に慣れている人には、是非オススメしたいコンテンツだ。
 
★超実体験型360°VRホラーシリーズ VR “DEAD”THEATER
  第1弾作品「天獄処理工場」


【キャスト】
セーラー服の女:水井真希 天獄女1:紅日毬子(虚飾集団廻天百眼) 天獄女2:十三月紅夜(虚飾集団廻天百眼) 天獄女3:柚木 成美 ボロボロの女:冨手麻妙 男:金井 聡
脚本・監督:西村喜廣
 

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