マイネット、持株会社体制に移行…ゲーム事業を新設会社マイネットエンターテイメントに移管 事業シナジーの追求やM&Aの推進、健全な成長を促すため

マイネット<3928>は、10月13日、持ち株会社体制に11月1日付で移行することを明らかにした。マイネットは引き続き持株会社として上場を維持する。傘下には、マイネットゲームス、新設するマイネットエンターテイメント、シンガポール法人が入る。

同社は、既にリリースされたスマートフォンゲームの買取、又は協業を通じて、スマートフォンゲームの再生・運営を行う「リビルド」を中心にゲームサービス事業を行っているが、マイネット本体は、自社展開しているゲームサービス事業を新設する子会社「株式会社マイネットエンターテイメント」に移管し、グループ企業の統括を主に行う。

マイネットでは、グループ経営戦略として、事業環境の急速な変化への迅速且つ適切な対応、関連する事業領域での連携やM&Aの推進、事業シナジーの最大化、グループの健全な成長を促す体制を確立することが必要と判断した、と説明している。

持株会社体制に移行することで、経営機能と執行機能を分離した体制のもと、持株会社においてはグループ経営戦略の立案と経営資源の配分の最適化の意思決定を行い、事業子会社においては、グループ経営戦略に基づく迅速な業務執行により競争力及び効率性を一層高め、グループ企業価値向上を目指す。

なお、マイネットエンターテイメントの社長には、田中亘氏が就任する。


■会社概要


 
株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長CEO 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
企業データを見る