【連載】★スマホe-sports★戦の時間だバカ野郎! 第8戦「Nintendo Switchが賛否両論な件」



いつもお世話になっております。板垣です。

先日、任天堂の次世代ハード「Nintendo Switch」の発表がありましたね! 公式動画が、とてもe-sportsを意識した内容になってて気になったので、メモしておこうかなと。
 


 
● 「Nintendo Switch」って?

個人的には、スマホを進化させたような次世代ゲーム機、といった印象を受けました。見た感じは、ディスプレイの左右に着脱式のコントローラーが付いており、タッチパネルでもコントローラーでも遊べる、といった作りでしょうか。ディスプレイにコントローラーを付けたままでも遊べるし、外しても遊べるという具合。そして、持ち運びも自由でどこでも遊べる。

任天堂は、「枯れた技術の水平思考」な会社なので、Switchでは、スマホの普及で枯れてきた技術をふんだんに盛り込んでいる気がします。(間違ってたらすいません。。。)
 


 
● ほとばしるe-sports感

前述の通り、Nintendo公式の動画がe-sports的な体験を彷彿させるモノになっていました。


(2分50秒辺りから再生されます)


ゲームをプレイする事は当然面白いとして、、、集まって観戦するだけでも熱狂出来て楽しい、という部分を、任天堂側は提案したいんだなと受け取りました。というわけで、個人的には、「遊んで楽しい」事と「見て楽しめる」事が、両立しているデバイスに仕上がっているんだろうなと予測します。
 


 
● どの辺が新しいんだろう?

パット見だと、PSVRに比べると斬新さに欠けるなぁと、思ったのではないでしょうか。確かに、普通にコントローラー持って遊ぶ場面しか想像出来ませんでした。ただ、任天堂はいつの時代も、「新しい体験」を提供してきた会社です。DSが発表された時、皆が声を揃えて言いました。

「画面が2個あるだけじゃんwこんなの売れないでしょ!」

Wiiが発表された時、皆が声を揃えて言いました。

「何、この棒!?使いづらそう!」

WiiUが発表された時も、そう。

「コントローラーにディスプレイ付いてる?重そう!!」

それが、いざ発売後に体験してみると、どれもこれほど触り心地の良いものは他には無い、というくらい、よく考えられたUXデザインのデバイスでした。そう、、、いつだって、後からその価値に気付かされるのです。

なので、NintendoSwitchもきっと、実際に遊んでみると今までにない新しい体験が出来るのではないかなと。個人的には、Switch単品として何かというよりは、周りのサービスと付随してい何か新しい体験が出来る形だと予測。それが、「e-sportsに繋がる何か」な気がしており、勝手に期待しております。

※ちなみに、私は任天堂信者ではありません、フラットな立ち位置です!
 


 
● 「Nintendo Switch」発表後に任天堂の株価が急落

ただ、発表の次の日、PSVRに比べて斬新さが無いという理由?なのか、失望売りが入って株価は落ちました。思った以上に、世間からの評価は厳しいようです。(この記事を書いてる今現在は、反転して株価上昇に向かっています)

そもそも比べる話ではないかもしれませんが、デバイスとしては、VRの方が分かりやすい斬新さはあるかなと思います。誰が見ても、「頭に何か付けて、中を覗くと、ものすごい体験が出来る!」というのが、分かりやすいですよね。

NintendoSwitchが本当にスゴイとして、そのスゴさが世間に認知されはじめるのは、まだ先の話になるのかもしれません。

 




 
【過去記事アーカイブ】

第7戦「今更だけど、東京ゲームショウに行った時の話」
第6戦「テクノスポーツを体験してきました!」
第5戦「e-sports大会のRAGEに行ってきた!」
第4戦「ポケモンGOをe-sports化したらどうなる?」
第3戦「ゲーム内に大会機能を同梱するのは、e-sports化の近道??」
第2戦「『にゃんこ大戦争』を、もしe-sports化しようとしたら、どうなる??」
第1戦「『クラッシュ・ロワイヤル』はe-sportsタイトルとなりえるのか?」


 
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著者
板垣護
ポノス株式会社、e-sports事業の総括。 兼、ヤルキマントッキーズ合同会社、CEO。
最近の一言
「任天堂株は、私が買うと株価が下がり、私が売ったタイミングで上昇がはじまる傾向にあります」"



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ポノス株式会社
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会社情報

会社名
ポノス株式会社
設立
1990年12月
代表者
辻子禮子、辻子依旦
決算期
11月
上場区分
非上場
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