グリー、アーケード企業やIPを持つ企業との連携に注力…中規模VRプラットフォームの登場に備える


グリー<3632>の荒木英士氏は、11月1日に開催された第1四半期の決算説明会において、VR事業の今後の展開について、当面はユーザーへリーチするチャネルを持つアーケード企業や、IPを持つ企業と連携しつつ展開していく考えを示した。

具体的な取り組みとしては、すでに発表済みだが、スクウェア・エニックスとのキャラクターコマンドRPG『乖離性ミリオンアーサーVR』の共同開発や、アミューズメント施設運営のアドアーズと組んで行うVR常設型専門店舗の展開などがあげられる。

同社では、今後、2年ほどの間に中規模以上のプラットフォームが出現すると考えており、いまのうちにコンテンツを提供する準備をしておき、近い将来プラットフォームが普及した時には、⼤きな利益貢献をできるようにしたいとのこと。

 
グリー株式会社
http://www.gree.co.jp/

会社情報

会社名
グリー株式会社
設立
2004年12月
代表者
代表取締役会長兼社長 田中 良和
決算期
6月
直近業績
売上高754億4000万円、営業利益124億9800万円、経常利益130億8600万円、最終利益92億7800万円(2023年6月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3632
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