カプコン『囚われのパルマ』のヒットは家庭用ゲーム開発ならではのこだわりが奏功…新規IPとして今後も成長目指す



カプコン<9697>は、10月28日に開催した決算説明会で、8月に配信を開始した『囚われのパルマ』について「女性向けタイトルというカプコンには珍しいジャンルながら、細部まで作りこむ家庭用ゲーム開発ならではのこだわりが奏功し、ブームの兆しを見せている」とコメントした。

『囚われのパルマ』は、体感恋愛アドベンチャーゲームとして8月にリリースされた作品だが、家庭用ゲームソフトの開発に携わる女性スタッフが中心となり、開発しているタイトルとのこと。同社では、10月より新キャラクター「アオイ編」を配信しているが、新規IPとして今後も成長させるため、様々な展開を検討するとともに、同作のヒットを検証し、今後のモバイル開発に活用していくという。

同社では、直近では、新規エピソードの配信などゲーム内容のアップデートとともに、オリジナルグッズの展開や、アニメイト池袋本店との取り組みなどを行っている。


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なお、カプコンのモバイル事業は、『囚われのパルマ』のヒットに加え、『モンスターハンター エクスプロア』は500万ダウンロードを突破するなど安定した収益貢献をみせたこともあり、上期の売上高は前年同期比46.1%増の19億円と拡大した。

 


 
■『囚われのパルマ』
 

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会社名
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設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
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