サイバーエージェント、動画広告におけるブランドリフト効果を可視化するクリエイティブの最適化ソリューション「VS(バーサス)」を提供開始

サイバーエージェント<4751>は、動画広告におけるブランドリフト効果を可視化するクリエイティブの最適化ソリューション「VS(バーサス)」の提供を開始した。なお、その第一弾として、YouTube TrueViewインストリーム広告におけるクリエイティブの最適化活用が可能となった。

動画広告市場の成長が著しい昨今、2016年の動画広告市場は842億円を見込み昨年対比157%の成長を遂げており(※オンラインビデオ総研調べ:動画広告市場調査より)、企業における動画広告活用の需要がさらに高まっている。とくに、テレビCMなどのマス広告を中心に広告出稿を行ってきたブランド企業の動画広告活用においては、従来のマス広告では実現しづらかったブランド広告効果やブランドリフト効果の可視化が期待されている。

このたび提供を開始するクリエイティブソリューション「VS(バーサス)」は、動画広告の配信実績からブランドリフトに関連性のある構成要素を抽出しクリエイティブ分析を行い最適化を図ることで、企業のブランドリフト効果の向上を実現する。クリエイティブ分析においては、動画の冒頭と末尾3秒のクリエイティブ構成を様々なタグで要素分解しデータベース化する。たとえば、サービスロゴ・キャストのジャンル・位置・サイズ・アクション・背景などといったタグを計200種類ほど設定している。これらクリエイティブの要素データと、2014年より同社にて蓄積しているブランドリフト実績値をベースに統計モデルを作成し、その結果を元にクリエイティブの最適化を図る。

本ソリューションを活用した第一弾として、YouTube TrueViewインストリーム広告におけるブランドリフト効果の可視化を可能にした。Googleが提供する「ブランド効果測定(Brand Lift)」や「視聴完了率」の結果をデータベース化し、既存の動画素材が、YouTube TrueViewインストリーム広告配信に最適なクリエイティブかどうかを要素分解しスコア化し、ブランドリフト効果のさらなる向上を図っていく。

今後は、YouTube広告のみならず様々なメディアとの展開も進めていき、動画広告クリエイティブにおけるスピーディーな効果検証の元、当社の強みである高い広告運用力とクリエイティブ力を活かし、広告効果の最大化を図っていく方針だ。
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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