「2016大韓民国ゲーム大賞」でネクソンの『HIT』が大賞を受賞! 最優秀賞はネットマーブルの『StoneAge』と発表


11月16日、韓国・釜山のBEXCOにて開催された「大韓民国ゲーム大賞 2016」において、ネクソン<3659>とNAT Gamesのモバイル向け大型RPG『HIT ~Heroes of Incredible Tales~、(以下、『HIT』)』が大賞を受賞した。また、大賞に次ぐ最優秀賞には、ネットマーブルの『StoneAge』が選ばれた。

そのほか、オンラインゲーム部門優秀賞はネオオブブレススタジオの『ブレス』、IMCゲームズの『ツリーオブセイヴァー』が共同受賞、モバイルゲーム部門優秀賞は4:33 Creative Labの『ロストキングダム』、ROIGAMESの『ホワイトデー -学校という名の迷宮-』が共同受賞した。
 

▲開会前には女子バンドによるライブパフォーマンスも。
 
『HIT』は、韓国にて昨年11月、また本年7月には世界140カ国で配信を開始したモバイル向け大型RPG。『リネージュⅡ』や『TERA』など、大ヒットMMORPGを開発したNAT Gamesのパク・ヨンヒョン氏が手掛ける初のモバイルゲームだ。モバイルゲームにおける最高レベルのグラフィックや破壊力のある打撃感が特徴で、2016年11月現在、全世界での累計ダウンロード数は1,300万件を突破しており、好評を博している。今回の受賞においても、Unreal Engine 4によるモバイルにおける最高レベルのグラフィック、さらに強固なゲーム性と完成度をもとに、韓国国内だけでなく、海外でも大きな成果を収めたという点が高く評価された。なお、同作は日本で11月に事前登録を開始している。
 



▲受賞に際し、『HIT』の開発会社NAT Games代表のパク・ヨンヒョン氏は「配信開始以来、継続的に『HIT』を愛してくださっているプレイヤーの皆様に感謝したいと思います。今後とも、プレイヤーの皆様の声を大切にし、『HIT』が長く愛されるよう最善を尽くしてまいります」とコメントした。

そのほか、IMC GAMESが開発を手掛け、ネクソンが配信を行うPCオンラインゲーム『ツリーオブセイヴァー』が、独自のゲーム性と作品性が評価され、オンラインゲーム部門優秀賞および技術創作賞(キャラクター部門)の2部門を受賞。優秀開発者賞にはプログラム、企画デザインの2部門をROIGAMESが独占していたのが印象的な結果となった。

■結果

大賞:HIT
最優秀賞:StoneAge


オンラインゲーム部門優秀賞:ブレス、ツリーオブセイヴァー(※共同受賞)
モバイルゲーム部門優秀賞:ロスト・キングダム、ホワイトデー -学校という名の迷宮-(※共同受賞)

技術創作賞(シナリオ部門):ホワイトデー -学校という名の迷宮-
技術創作賞(サウンド部門):ブレス
技術創作賞(部門):ブレス
技術作賞(キャラクター部門):ツリーオブセイヴァー

グッドゲーム賞:バトル韓国志 for kakao
人気ゲーム賞韓国部門:HIT
人気ゲーム賞海外部門:オーバーウォッチ
インディーゲーム賞:ツリーオブライフ
 
ゲームビジネス革新賞:ルントゥコリア株式会社 
自主規制実施優秀企業賞:ゲームヴィル株式会社
優秀開発者賞(プログラム部門):ウォン・ボムソク氏(ROIGAMES)
優秀開発者賞(企画デザイン部門):シン・ジンソク氏(ROIGAMES)
功労賞:ソウル警察相 サイバー安全課 イ・ドンギュ氏
次世代ゲームコンテンツ賞:スコネクエンターテインメント VRチーム