【ゲーム株概況(11/30)】メタップスが一時S高と異彩を放つ大幅続伸 カジノ解禁法案の審議入りでセガサミーHDやコナミHDにカジノ関連で評価も

11月30日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに小幅反発し、前日比1.44円高の1万8308.48円で取引を終えた。引き続き開催を控えるOPEC(石油輸出国機構)の総会などへの警戒感が強いものの、為替が後場に入って1ドル=112円台後半まで円安方向に振れたことで、日系平均株価は1万8300円台前半を中心とした水準でのもみ合い推移となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に方向感が定まらない展開の中で、カヤック<3904>やアエリア<3758>、ドリコム<3793>などがプラス圏で推移した。また、前日に続き、メタップス<6172>が一時ストップ高となるなど大幅続伸した。引き続き、定款の一部変更による今後の事業拡大への期待が市場で意識されているもよう。

また、大手ゲーム株ではセガサミーHD<6460>とコナミHD<9766>がしっかり。カジノ解禁法案の審議入りで、両社ともカジノ関連としての評価も市場であらためてクローズアップされているようだ。

半面、イグニス<3689>が大幅続落し、モブキャスト<3664>やガンホー<3765>の下げもきつい。NJホールディングス<9421>も下げ幅を拡大して続落した。


■関連銘柄
株式会社メタップス
https://metaps.com/

会社情報

会社名
株式会社メタップス
設立
2007年9月
代表者
代表取締役社長 山﨑 祐一郎
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
6172
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