IGDA、第一回日英ゲーム翻訳コンテスト「LocJAM JAPAN」を12月9日より開催!



ゲーム開発者支援NPO団体IGDA(国際ゲーム開発者協会)内の専門部会IGDA Localization SIGは、第一回日英ゲーム翻訳コンテスト「LocJAM JAPAN」を12月9日から25日までの期間、開催する。

通常のLocJAMでは英語から多言語(日本語を含む)への翻訳技術が競われるが、今回は逆に日本語から英語への翻訳となる。インターネット上でのコンテストなので、日英ゲーム翻訳に興味を持っている人なら、誰でもチャレンジできる。参加費は無料。入賞景品には、今話題の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(日本版)も用意されている。また、開催期間中に東京(12/10)と京都(12月初旬予定)で自由参加の勉強会も行われる。

IGDA Localization SIG とは、IGDA基金によって運営されるNPO団体、IGDA(国際ゲーム開発者協会)の中で、ローカリゼーションに特化して情報共有やコミュニティ育成を行う専門部会。そのため、コンテストの題材も、開催日より LocJAM 公式ウェブサイト(www.locjam.org)より無料で配布される非営利のゲームを使って行われる。参加者の翻訳作品は8名の翻訳スペシャリストによって審査され、アマチュア部門とプロ部門それぞれに入賞者を決める。

今回のLocJAM Japanは、ADV制作ツール「TyranoBuilder」作品を翻訳の題材とする。その際、TyranoBuilder 製作者 Strike Works の全面的な協力を得て、新たに開発されたTyranoBuilder 作品専用翻訳ツールを使用する。このツールは今後無料で配布される予定で、TyranoBuilder 作品を海外市場で展開するにあたって、大いに役立ちそうだ。
 

公式サイト