イグニス、順天堂大学教授の堀江氏らと、VR技術に関する共同研究の開始…認知症の防止並びに進行遅延効果のあるコンテンツの研究へ

イグニスは、VR 領域を手掛ける子会社のパルスの第0弾企画として、順天堂大学の堀江重郎教授及び川戸佳教授と、VR 技術の応用に関する共同研究を開始すると発表した。

<以下、プレスリリースより>

1.VR 技術応用に関する共同研究の概要

(1)認知症の防止並びに進行遅延効果のある VR コンテンツの研究開発

  国内では高齢社会が急速に進行しつつあり、2025 年に 700 万人を突破する見込みとなっており、認知症対策を国家戦略として策定しております。(注)
  順天堂大学の堀江重郎教授は、社会活動にかかわるホルモンの認知機能への影響を研究しており、また、川戸佳教授は、ホルモンの記憶力改善作用を研究しております。
  パルスはこの試みに参画し、今後、堀江重郎教授及び川戸佳教授と共同で認知症の防止並びに進行遅延効果のある VR コンテンツを研究してまいります。
  効果が立証された場合には、パルスは認知症予防や病状の進行遅延を目的とした VR コンテンツの開発やそのコンテンツを活用した包括的なサービス展開を計画しております。
  イグニスは「次のあたりまえ」になり得る研究として、この試みを積極的に支援してまいります。(注)出典:「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」(厚生労働省)

 

(2)各先生のプロフィール

■堀江重郎教授

1985年 東京大学医学部医学科卒業
1993年 医学博士
テキサス大学、東京大学、国立がんセンター、帝京大学等を経て、
2012 年 順天堂大学大学院医学研究科 教授

■川戸佳教授

1979年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了、理学博士
2015年 順天堂大学大学院医学研究科 客員教授、東京大学名誉教授

 

(3)堀江重郎教授・川戸佳教授のコメント

  VR は全く新しい身体感覚をもたらすことから、脳を活性化し、認知機能をリフォーム、リノベートする可能性があります。パルスとのコラボレーションが、認知機能研究のイノベーションとなることを期待しています。

 
(4)今後の見通し

本件に関しましては、当連結会計年度における業績予想織り込んでおりませんが、現時点においては研究開発を行っている段階であり、また、サービスを提供する時期は未定であります。また、サービスを提供する初期段階は試験的に行っていく方針であることから、今後の見通しについて引き続き精査を行い、業績予想修正の必要が生じた場合には、速やかに開示する予定であります。



2: パルス株式会社の概要

社   名    パルス株式会社
代表    代表取締役 銭 錕
設立    平成28年11月4日
本社所在地    東京都渋谷区
資本金    1,050,000 円
株主構成    株式会社イグニス、秋元康、松尾豊、DaiGo など
決算期    9月
事業内容    VRコンテンツの企画・開発・運営
URL    http://pulse227.com/
 
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
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